まだお若い Vitis 中目黒 | 御食事手帖

御食事手帖

主に東京と湘南で食べ歩き、でも美食のためならどこへでも旅するブログ

「あら皮」などと同じ炉窯を使っている、というのがウリのステーキ屋。

所々に模倣が見て取れるが、しかし磨き上げられた技や行き届いたサービスが味わえるわけではない。

なにせ店主は、まだお若い。

ステーキという、極めてシンプルな料理で差別化を図るには、発展途上のようだ。

 

鹿児島の野崎牛、だそうで。

前菜は「幻のスモークサーモン」・・・。なにが幻かは分からないが、「あら皮」を模したものであることは分かる。

穴子と茄子、トマトのサフランカレークリームソース。そこそこおいしいが、フレンチとしてみれば、平凡な出来栄えか。

手ほぐしビーフサラダ。コーンドビーフみたいな感じ。

黒毛和牛タン元厚切り炉窯焼き。別注50グラムでコース料金が4千円くらいアップした。

サーロインとフィレの100グラムずつ。

そんなに特筆するほどの焼きではない。

一口カレー。なぜかキヌアなので、大食い連れだと「食った気がしない」と言われる。

 

あら皮よりもはるかに安いが、それなりの理由がある、という感じ。

今後の成長に期待。