日本のグランメゾン レカン 銀座 | 御食事手帖

御食事手帖

主に東京と湘南で食べ歩き、でも美食のためならどこへでも旅するブログ

改装休業は結構な期間だったような。

その間、従業員の給料を払い続けて、店を再開。資本力がなければ、できる技ではないだろう。

昔のように、「どうだ!」という感じではなく、どちらかというと控えめなダイニングに変わっていたが、そのうち客も慣れるだろう。

 

リニューアル後、初レカン。

 

トウモロコシのポタージュ。

水ナスとマスのアミューズ。

黒鮑のスチームと夏野菜のコンディモン 黒オリーブのジュレ アリコタルべのピュレ トリュフ香る肝ソース。

大仰な名前を付けるだけあって、なかなかの出来栄え。

天然真鯛のバターポッシェ ジロル茸のヴルーテ アプリコットとズッキーニのマルムラード あんずとコニャックの香り。

ソースとなったジロールのヴルーテが、非常にクラシック。

岩手 ホロホロ鳥のヴェッシー包み ヴェルモットソース トリュフのピローと時季茸のボルドレーズを添えて。

バカッと割って、半羽をボリボリ手で食べたいところだったが、ササミのところだけが上品に登場。

残骸はコンソメ仕立てに。手羽とか皮とかも、全部食いたかった。

宮崎マンゴーのベルランゴ ココナッツムース パッションフルーツのソース

このデザートの前に、チーズワゴン。そして後には、デザートワゴン、プチフールワゴンが続く。

 

サービス、ワインの揃えに至るまで、日本の正しいグランメゾンであった。