世は羊ブーム、であろうか。
「dancyu」も羊特集で総力取材。広告・タイアップばかりの雑誌「料理王国」などは足元にも及ばない内容であった。
フレンチ業界では、シストロンやロゼールの子羊が当たり前になったよう。
「アラジン」でも旨いのを食わせてくれた。
アミューズは、新玉ねぎのポタージュ。自然な甘みがキャビアと良い対比。
フォアグラのフラン。
ボルドー産の白アスパラ。上は甘海老のタルタル。
生のモーリーユにラングスティーヌを詰めた物。
ズッキーニの花に、ホタテのムースを詰めた物。名残惜しい春の食材が色々。
シストロン産の子羊のロースト。香りが淡く、脂が何とも優しい味わい。万人には受けるが、真の羊好きには物足りないのかも。
この店はアラカルトもあるのだが、いつもお任せにしてしまう。
何を食っても、ハズレがないので。