国産野鴨 アラジン 広尾 | 御食事手帖

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主に東京と湘南で食べ歩き、でも美食のためならどこへでも旅するブログ

晩秋のアラジンといえば、新潟の網取り青首鴨がひとつの名物。

鴨猟師が変わったらしいけど、今シーズンも、そん色ないおいしさであった。

 

フォアグラのポアレ、根セロリのピュレ。どクラシックだが、疑いなくうまい。

温度玉子とセップ茸の料理。セップのピュレと玉子の黄身が混ざると、実に濃厚な味わい。

野鴨。

良く焼ける身を、先に一枚、塩とレモンで食す。ストレートな味わい。

続いて、サルミ。カリカリの皮が良いアクセント。付け合せのグラタン・ドーフォノアが、また素晴らしい。

手羽と臓物一式。どれも香り高く、雑味が少ない。とりわけハツがうまい。

栗のデザート。

 

年に1度は、この野鴨を食べないと、と思わせる完成度の高さであった。