王道の味わい ラシェット・ブランシュ 白金高輪 | 御食事手帖

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主に東京と湘南で食べ歩き、でも美食のためならどこへでも旅するブログ

同じ料理であっても、何度食べても美味い。

加えて、お会計はすこぶる良心的。

 

「ラシェット・ブランシュ」に通う客の多くは、この2点で惹かれるのではないか。

洒落こけたフレンチが増える中、こういう王道クラシックの店には、いつまでも頑張り続けてほしいと願うばかり。

 

いつものアミューズ、リエット。毎度思うが、10枚食べたい。

 

牡蠣のカレーソース。秋からの定番。抑制されたカレー風味のほんのり感が絶妙。

 

オマールとズッキーニのトマト・シャンパーニュソース。半生にとどめる火通しが上手い。

 

セップのステーキ。なにせモノがいい。エシャロットのソースもなにげないが美味い。

これも定番、仔鳩のロースト。これも良質。フォアがデカかった。皮の味が濃く、噛むほどに旨みが口に広がる。

 

牛ほほ肉の赤ワイン煮。

 

最後の生チョコに至るまで、スキはなし。

 

シェフがいつまでも健康であるよう、神に祈りたくなる店である。