地元民ウォッチが楽しい 陸羽茶室 香港 | 御食事手帖

御食事手帖

主に東京と湘南で食べ歩き、でも美食のためならどこへでも旅するブログ

創業1933年。もっとも有名で観光チックな飲茶店だが、しかし店内は地元民も多い。

植民地風情が漂う店内で、大声を上げてしゃべくりながら茶を飲む香港人。

見ていて、飽きない。

午前中は、裕福そうな夫婦づれやら、ビジネス早茶をする人々などが散見される。

名物の「駅弁スタイル」も、早茶での光景らしいから、やはり朝早めに行くにかぎる。

こんな風にして点心を入れて、テーブルを巡回する。

基本の海老蒸し餃子、ハーガウ。可もなく不可もなし。

海老子をのせた焼売。ジューシーでなかなか。

かぼちゃを練り込んだ小龍包。

スペアリブ。

春巻。

海老の団子にカニみそソースをかけたもの。

ちまき。

もち米ではなくインディカ米なので、葉を解くと、ぼろりと崩れる。お腹にもたれなくて、スルスル食べられる。

駅弁サービスがない時間帯は、このオーダーシートで注文。想像はつくが、かなり難解だ。

朝、ゆっくり茶を飲みながら、行き交うおばさんを眺めるのが一番であろう。