創業1933年。もっとも有名で観光チックな飲茶店だが、しかし店内は地元民も多い。
植民地風情が漂う店内で、大声を上げてしゃべくりながら茶を飲む香港人。
見ていて、飽きない。
午前中は、裕福そうな夫婦づれやら、ビジネス早茶をする人々などが散見される。
名物の「駅弁スタイル」も、早茶での光景らしいから、やはり朝早めに行くにかぎる。
こんな風にして点心を入れて、テーブルを巡回する。
基本の海老蒸し餃子、ハーガウ。可もなく不可もなし。
海老子をのせた焼売。ジューシーでなかなか。
かぼちゃを練り込んだ小龍包。
スペアリブ。
春巻。
海老の団子にカニみそソースをかけたもの。
ちまき。
もち米ではなくインディカ米なので、葉を解くと、ぼろりと崩れる。お腹にもたれなくて、スルスル食べられる。
駅弁サービスがない時間帯は、このオーダーシートで注文。想像はつくが、かなり難解だ。
朝、ゆっくり茶を飲みながら、行き交うおばさんを眺めるのが一番であろう。