晩飯はちょっとがっかりでしたが、朝飯の充実ぶりはやっぱり素晴らしい。
ここのは、飲める朝飯です。
はっきりいって、草津あたりのちんけな旅館の晩飯は、軽く蹴散らす内容。

こちらは初日の小鉢類。
めんたいこ、松前漬け、しらす、壱岐なっとう&豆腐、肉ゴボウ、岩のり佃煮、イカそうめんあたりは、前回と全く同じです。しかし、朝飯だとそんなに腹は立ちませんね。
天然真鯛の刺身は、夜同様、イマイチ。無理してこんなものを出さなくてもいいのではないでしょうか。

こちらは2日目の小鉢類。
肉じゃが、茄子の揚げ出しなど、新メンバーと入れ替えがありました。
両日ともに、アツアツ焼き立ての出汁巻玉子が付きます。

初日の焼き魚は、ちこ鯛。
しっかり干されていて、味がつまっています。とてもおいしい白身の干物。
これだけで、2~3合いけちゃいますね。

こちらは、2日目の焼き魚、かますの風干し。
型も良く、ほどよい脂ののり。しっとりとした干し具合が絶妙です。

天ぷらも両日ともに出てきます。
初日はアワビと車エビ、2日目はアワビとアラでした。
大変贅沢ではありますが、アワビも2日続くと、ちょっとどうかなと思います。

これは2日目のお造り。ヒラメの薄造りと焼き霜。
しつこいようですが、朝飯ですからね。
これに、壱岐産と新潟米をブレンドしたご飯に汁が出てきます。
完食するのも、なかなか大変なボリュームでした。
やはり、ここの朝飯は日本屈指のレベルだと再確認したしだいです。