柳生の庄 修善寺 朝食編 | 御食事手帖

御食事手帖

主に東京と湘南で食べ歩き、でも美食のためならどこへでも旅するブログ

朝ゆっくりと風呂に入り、朝食の膳につく。
やや温度低めのシャンパーニュの泡が、陽光を浴びてキラキラと輝く――。

旅館ライフにおける、至福の瞬間です。
$御食事手帖
「柳生の庄」の朝飯。これは夕食よりも満足度が高いものでした。
$御食事手帖

$御食事手帖
名物なのでしょうか?
たたみいわしが入った煮湯麺。朝飯としては珍しい料理です。
出汁が悪くありませんし、体が温まります。

$御食事手帖
揚げ茄子のあんかけ。
飯のおかずというより、酒のアテという感じです。
見た目よりあっさりした味で、シャンパーニュがすすみます(笑)
酒は持ち込み、ラルマンディエ・ベルニエのヴィエーユ・ヴィーニュ。

$御食事手帖
筑前煮。
見た目も味も、ごく家庭的。

$御食事手帖
鯛の造り。
これははっきりいって、質が悪い。
無理して朝から刺身を出さずともよいのに。他に、酒のつまみはたくさんあるんですから。

$御食事手帖
湯葉や豆腐の朴葉味噌焼き。
これもどちらかというと晩飯系ですよね。日本酒が飲みたくなる。

$御食事手帖
あげとネギのみそ汁。
普通の上等です。出汁の品がよい。

以上、ご覧の通り、朝酒の飲み過ぎに注意が必要な内容でした。
冬の寒い朝、訳ありカップルが朝から熱燗を酌み交わすにはもってこいでしょう。

ただ、朝飯目当てで再訪するほどのものではありません。
やはり、施設、サービス、晩飯の3本柱がしっかりしていないと、この価格帯の宿だとリピートは難しいでしょう。
あくまで、好みの問題ではありますが。