石楠花 銀座三越店 銀座 | 御食事手帖

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石楠花:2度目のランチ訪問でしたが、昨年9月と比べ、かなり劣化した印象。料理は料金と見合わないし、サービスの女性たちは早くも高額店の感じ悪さを体得してしまった。それでも客足が途絶えないのですから、銀座の客というのは寛大なんでしょうね。
★★☆☆☆


銀座三越12階に、テラス付きの和食屋なんてなかなか良い発想、と思って期待してました。
陽気が良くなったら、一度テラスで一杯やりたい、と。

ただしそれも、料理がそこそこ食えれば、の話です。

ランチ利用だけなので大きなことはいえませんが、昼の菜篭弁当3800円は、質・量ともにがっかりです。
篭に入った料理は、どれもこれも裏さびれた温泉宿で出てきそうな感じ。作り置きの天ぷらなどは、地下の食料品売り場の方がよっぽどマシでしょう。

突出し風の水菜のお浸しも、実に貧相。
ご自慢の白味噌椀も、タネは車麩のみ。
原価率は、いったい何パーセントなんでしょうか。

サービスの女性たちも、すっかりトーヘンボクな対応に変貌し、悪いところだけ老舗料理屋らしさを醸し出しています。

それでもお昼は客足が途絶えません。
お暇とお金のあるマダム族御用達として、営業には困っていないようであれば、なんともめでたい話です。