




わたくしごとで恐縮ですが、今世紀に入ってから回転寿司屋に行ったことが3回あります。
1度は、児童福祉施設の子どもたちにお寿司をご馳走する会をやって、この時は400皿くらいをふるまいました。
後の2回は、取材先のご家族とともに「くら寿司」へ。
イベリコ豚だの、ハンバーグだのが寿司になっているのをみて、驚愕した記憶があります。
さて、今世紀4度目の回転寿司ですが、これはなかなか感心しました。
JR金沢駅併設のビルの2階という立地。
電車待ちの時間を使って、サクッと飲み食いしました。

昼時の店内はなかなかの繁盛ぶり。入れ替わり立ち替わり、客がやってきます。

旬の刺し盛。これで800円くらい。ブリ、鯛、鯵など、この値段ならどれも腹は立ちません。

がすえび。日本海で良く食べるえびです。甘エビより歯ごたえがあり、ぼたんえびより遥かに安い。
鮮度もまずまずで、これも許せます。


トロ寒ブリと生サバ。東京の中位程度の寿司屋と比べてもそん色ないタネ質です。


150円のアラ汁は、海老みそがたっぷり溶けだしていて、これも優秀。
白エビの天ぷらは、まあご愛敬でしょうか。


「氷見三種盛り」とのどぐろ。
のどぐろは、500円なら上出来。三種盛りもこれで500円ですから、許容範囲でしょう。
結構食って、ビール飲んで、1人2500円でした・・・。
デフレ万歳。
というより、我々東京人は、いかに普段からバカ高いものを食わされているか、ということではないでしょうか。
「食都・東京」と胸を張るのも結構ですが、本当に豊かなのかどうか、良く考えてみる必要がありそうです。