すし玉 金沢 | 御食事手帖

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主に東京と湘南で食べ歩き、でも美食のためならどこへでも旅するブログ

駅ナカの回転寿司ですが、驚きのコストパフォーマンスです。握りの技術云々はともかく、地物のタネ質は、十分我慢できる範疇。金沢駅で時間がない人が食事をするには、まずまずのお店でしょう。
★★★☆☆



わたくしごとで恐縮ですが、今世紀に入ってから回転寿司屋に行ったことが3回あります。
1度は、児童福祉施設の子どもたちにお寿司をご馳走する会をやって、この時は400皿くらいをふるまいました。
後の2回は、取材先のご家族とともに「くら寿司」へ。
イベリコ豚だの、ハンバーグだのが寿司になっているのをみて、驚愕した記憶があります。

さて、今世紀4度目の回転寿司ですが、これはなかなか感心しました。
JR金沢駅併設のビルの2階という立地。
電車待ちの時間を使って、サクッと飲み食いしました。

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昼時の店内はなかなかの繁盛ぶり。入れ替わり立ち替わり、客がやってきます。

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旬の刺し盛。これで800円くらい。ブリ、鯛、鯵など、この値段ならどれも腹は立ちません。

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がすえび。日本海で良く食べるえびです。甘エビより歯ごたえがあり、ぼたんえびより遥かに安い。
鮮度もまずまずで、これも許せます。

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トロ寒ブリと生サバ。東京の中位程度の寿司屋と比べてもそん色ないタネ質です。


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150円のアラ汁は、海老みそがたっぷり溶けだしていて、これも優秀。
白エビの天ぷらは、まあご愛敬でしょうか。

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「氷見三種盛り」とのどぐろ。
のどぐろは、500円なら上出来。三種盛りもこれで500円ですから、許容範囲でしょう。

結構食って、ビール飲んで、1人2500円でした・・・。
デフレ万歳。
というより、我々東京人は、いかに普段からバカ高いものを食わされているか、ということではないでしょうか。
「食都・東京」と胸を張るのも結構ですが、本当に豊かなのかどうか、良く考えてみる必要がありそうです。