御宿かわせみ(初日夕食編)  福島・飯坂温泉 | 御食事手帖

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あいにくの空模様でしたが、雨が似合う「御宿かわせみ」。
部屋の露天風呂で長湯をした後、お楽しみの夕食です。

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まずは「寄せイチジク フォアグラのムースのせ」。
こちらの板長、和洋折衷というかフュージョンというか、いろいろと面白い料理を出します。
ただ、イチジクとフォアグラは、フレンチでは定石ですね。
出汁ジュレとバルサミコソースが奇妙に良く合ってます。

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お椀は板長ご自慢の「雲丹水晶椀」。
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椀だねの中はこんな感じです。
ウニをじょうよう粉、白玉粉などを混ぜた皮に包んであるのですが、それがモチモチとして何とも言えない食感。実にうまいタネです。ただ、出汁は濃く、えぐみがあって残念な出来栄え。

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「紫陽花咲く頃の盛り合わせ」。
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ホロホロ鳥の柚子胡椒ソースが秀逸でした。

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お造りは3品。
鱒の助(キングサーモン)とあおりイカと蒸しアワビ。
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蒸しアワビには、肝ジュレがのっているのですが、これがまたいいお味。アワビの甘みを引き立てます。

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こちらは7月のメインディッシュ「鬼おこぜの吟醸蒸しと瞬焼き岩ガキの組み合わせ」。
カリカリに揚げたのと、フカフカに蒸したのと、オコゼを2種類の味で楽しめます。加えて、卵、浮き袋、肝も入っており、オコゼの魅力を満喫できる料理。
サッと焼いた岩ガキも磯の香りが口に広がり美味。

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これは「フルーツトマトの葛囲い」という料理。
葛餅のようなモチモチ感とトマトの甘酸っぱさが面白い。

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冷えたシャンパン「ドンペリニョン ヴィンテージ2000」と良く合う料理の数々でした。