メゾンカシュカシュ 四谷 | 御食事手帖

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主に東京と湘南で食べ歩き、でも美食のためならどこへでも旅するブログ

四谷のフレンチ「メゾン・カシュカシュ」で晩ご飯しました。
広尾の「アラジン」の系列店です。
大通りから離れたところにあり、立地は悪いです。
しかし、お店が長く続いているところをみると、ちゃんと良いお客がついているのでしょう。


前菜にスモークしたフォアグラのテリーヌ。
見た目は普通ですが、スモーク感が程良く、肝の臭みを上手に消しています。
焦げ目のカンパーニュと相性がいい。


前菜その2。牡蠣のパイ包み。
パカッと開いた写真をのせるべきでしょうが、早く食べたかったので撮れませんでした。
中は、牡蠣と牡蠣のフラン(茶碗蒸しみたいなもの)をホウレンソウでくるみ、さらにパイで包んでいます。
これは手堅い味。白ワインがすすみます。


素晴らしいの一語に尽きます。
大好きなグラタン・ドーフィノア(じゃがいもグラタン)が登場!しかもかなり良く出来てます。これ目当てに再訪、もありうる。
奥は、ヤマウズラのローストです。


カレーじゃありません。ビジュアル、悪いですね。でも仕方ないです。本場でもこんな感じですから。
山鳩のローストのサルミソース。
サルミソースは、山鳩の血や骨髄で作った超濃厚なソースです。
これがまた、うまいこと。じゃがいもグラタンをつけると、また格別。


山鳩のサービスは2段構え。
こちらはモモから脚、そして心臓やレバーなどをシンプルに焼いたもの。
手でボリボリ喰います。
まずかろうはずがありません。

ジビエ、堪能しました。
一緒に飲んだ2003年のシャトーヌフ・ドパプ(赤ワイン)も、タンニンと果実の甘みがぎっしりしていて、良く合いました。

難点はフロアのサービス。一人しかいなかったので、何卓か埋まると結構大変そうでした。
笑顔はたえないのですが、忙しそう。

しかし料理には大満足。これはまた行かねば。