UFC121をWOWOWにて観戦。

ヴェラスケス、強かったですね。
パンチが早くて、重いというか。レスナーが打撃勝負し始めたときに、KO負けするんじゃないかと思っていたら、やっぱり良いパンチが入ってしまいました。
でも、レスナーのタックルもヴェラスケスにうまく対処されていましたね。
あの体格で、レスナーを上回るとはすごい。これからの防衛戦が楽しみです。
レスナーの再浮上にも期待したいですね。

ジェイク・シールズVSカンプマンの試合も良かったです。
グラウンドのシールズ、スタンドのカンプマンと対極的な二人の試合ですが、かみ合っていたと思います。
試合中に高坂さんもおっしゃっていましたが、カンプマンは立つのがうまったかったですね。スタンドでの膝も有効でしたし。判定はどうでしょうか?
素人目にはカンプマンかな?と思ったんですが。でも、この負けでカンプマンが評価を落とすことはないと思います。
シールズはウェルターでやっていくんでしょうか?
ますます強豪が増えていきますね。

個人的に注目していたのが、ゴンザガの試合です。
シャウブにいいようにスタンドでやられてしまいました。ゴンザガも打撃に自信があるのはわかるんですが、グラウンド勝負しても良かったのではないかな、と思います。ドスサンソスにも打撃で負けてしまいましたし、打撃オンリーで勝負するのではなく、自分の長所を活かして欲しいな、と思います。もちろん、いわれなくてもゴンザガは分かっていると思いますが。
負けが込んでいるのでリリースされてしまうかもしれませんが、頑張って欲しいです。
もしかしたら、負けが込んでいる同士で、ミルコとの再戦もあるかもしれませんね。

人々は彼のことを「闘牛」と呼ぶ。

ダン・ボビッシュは確かに「闘牛」である。身長6フィート1インチ、体重330パウンドの怪物であるこの男は、現役のころはスーパーヘビー級とはなんたるものか、ということを世間にアピールできる数少ない選手であった。

今は違う。彼は三年前の金網で戦いを最後に現役を退き、しばらくの間ゆったりとした生活を送っていたが、何かをしなければいけないと思い立った。

「俺はまだ現役のことを考えることがあるよ」彼は自分のキャリアについて言った。「ある日俺はこう思った。俺はまだ40歳だし、体重も265パウンドある。そして俺と競える奴らはそう多くないってね。でも、スーパーヘビーで戦ってる奴らは多くないんだよな。俺は単に戦いたいだけなんだけど、それができないんだ。とてもつらいよ」

UFCやPRIDEのようなを含む古い団体では、彼は戦う相手を見つけることができなかった。それは若手の選手も同様だった。ボビッシュが最後の戦いを終えたとき、彼は自分のキャリア、そして人生について決定をしなければならなかった。その決定は彼をファイターとしてのみMMAから遠ざけた。ボビッシュは新たなキャリアに進まなければならない。

「エメリアエンコ・アレキサンダーと戦ったとき、俺は背骨を傷めてしまったんだ。だから、もうトレーニングをできないんだよ」彼は言った。「以前できていたことをできなくなっちまった。でも、俺は手術を受ける気はないんだよ。俺はきっぱりと断った。だから俺はファイターたちに何か関わりたいんだよ」

ボビッシュがこの業界に残って何をしているかというと、ファイターからプロモーターになることだ。彼の手がける第二のイベントは、プロとアマチュアの試合両方を含むもので、10月23日に開催される。ボビッシュはプロモーターとして再びMMAの世界に戻ってきたことに興奮している。

「『レイジング・ブルーボビッシュアルティメットファイト』という名前なんだ。自分の会社も持っている」彼は語ってくれた。「ほとんどのプロモーターは実際にファイトしたことがないし、俺のレベルまで到達したことがないってことを俺は知ってる。月に一度、もしくは二ヶ月に一度、クリーブランドエリアで大きな大会を開くことにチャレンジしているんだ」

ボビッシュはオハイオから自分の愛するMMAを広められることを誇りに思っており、その思いを次の世代のファイターたちに渡したいと思っている。

彼はまた他のプロモーターたちが持っていない経験を活かし、正しくファイターたちを扱うことができると信じている。

「俺がUFCやPRIDEなどで戦ったとき、彼らは正当に俺を扱ってくれた」

ファイターたちが団体からホテルなどの宿泊施設を与えられること、そして素晴らしい試合環境を作るのは最低限のことで、彼はクリーブランドにおけるイベントにそういった常識を作ることができると信じている。

今はプロモートに集中しているが、ボビッシュは未だにUFCや、PRIDE、King of the Cage、そして他のイベントでの戦いを思い出すという。もし彼がそれらの戦いで傷ついたことや、二度と戦えなくなったことを言わないのなら、それは多分彼が嘘をついている。

「アドレナリンが出て、興奮するのが懐かしいよ。そして、勝者として手を挙げることもね」

ボビッシュは次の世代のファイターたちが戦うことを自分のことように思い、そしてMMAの世界の一部として生きるだろう。彼がもう誰かをノックアウトできないとしても、自分のイベントでエキサイティングな試合を見せることを考えている。

ソース:http://mmaweekly.com/dan-bobish-injury-spurs-move-from-fighter-to-promoter-mma


ダン・ボビッシュはこれから自身のイベントを開いていくようですね。

PRIDEでのマーク・ハントとの戦いを思い出します。

土曜日、満場一致の判決で秋山成勲を破り、マイケル・ビスピンはセコンドと共にオクタゴンを後にした。

この戦いで彼はタイトル戦へ進めるでしょうか?ざっくりいうと、答えはノーです。

もしUFCにおけるミドルウェイトにおける彼の戦いがつじつまが合っているかといえば、彼は正しい道を歩んでいるといえる。2008年の4月、Charles McCarthyを最初のラウンドで破った試合がミドル級における彼のデビュー戦で、「THE ULTIMATE FIGHTER」の3rdシーズンの優勝者の185パウンドにおける成績は、6W-2Lです。

彼がPRIDEの2階級制覇王者、ダン・ヘンダーソンにノックアウトされるまで、彼は苦もなく3連勝を手にした。彼が一番の印象的な勝利は、今年の初頭にヴァンダレイ・シウバに負ける前に、デニス・カーンに勝った試合です。

彼のミドル級の戦いにおける栄誉を見てみると、ビスピンは簡単にタイトル戦に挑戦できるように思え、そして彼自身もそう思っている。

「僕のスキルは全てにおいて向上しつつある。そして準備はできている。もし僕がタイトル戦に挑戦できないっていうなら、永遠にできないだろうね」UFC120において秋山に勝利した後、彼は言った。

「僕はダン・ミラーに対して良いファイトをした。それに比べても今夜は嬉しいね。とても良い勝利だった。誰でも良いから、タフな奴と戦いたいね。僕が思うにもう一人説得力ある相手を倒せば、多分タイトル戦へたどり着けるんじゃないかな、けどそれって本当に僕に必要かな?」

彼が自分のタイトル戦を自分で決めるかどうかは適切ではありませんし、UFC社長、ダナ・ホワイトは彼の勝利を称えたのにもかかわらず、この件に関して少ししかコメントしていません。

「秋山はタフな男だよ。接戦になることはわかっていたよ。マイクにとって良い夜にだったんじゃないかな。彼は戦いが始まってすぐに良い右をもらったからね。マイクは怪我をし、動揺したね。彼は平静を保ち、自分のファイトを続けたね」ダナ社長は言ったが、ビスピンの将来のファイトについては何も言わなかった。「我々は何が起こるかを見届けなければならない」

何を決めるにしても、中量級はいくつかビジョンがある。スーパーボウルがある週末、二月の早い時期にアンデウソン・シウバはヴィクトー・ベウフォートと対戦が噂されている。その話とは別に、ネイサン・マーコートはドイツで岡見勇信と戦う予定になっており、その勝者はスーパーボウルウィークエンドに決まるチャンピオンと戦う予定になっている。

それらの結果がでたとき、ビスピンは最低でも後1戦納得できる対戦相手と戦うことが予定されているが、もしかしたら2戦戦うかもしれない。

そこには十分な対戦相手がいる。クリス・レーベンは自分の階級で確実に上に上がっているが、ヴァンダレイ・シウバはもうすぐ帰ってくるし、12月にはデミアン・マイアとケンダール・グローブと戦うことになっている。

誰がビスピンと戦うことになるのか、そして彼の願いをすぐに叶えるためにはもちろんたくさんのことをしなければならないが、彼は明らかにコンテンダーとして成長しているし、次のステップに進む準備もできている。

ソース:http://www.mmaweekly.com/absolutenm/templates/dailynews.asp?articleid=12914&zoneid=13

ビスピンがタイトル戦に絡めるか、といったら正直厳しいところでしょうね。
UFCミドル級には強いファイターがごろごろいますしね。