ジニー普天間のブログ

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「16年間バンドマンとして生きた女」


第4章〜スーパーヘルプ千尋の登場〜

私はドラムを練習し始めた。
夢のバンド活動をする為だ。
あんまり乗り気ではなかったが苦ではなかった。
中学で仲良かったお医者さんの息子の同級生(お金持ち)のお家に電子ドラムがあるというので
そこに叩かせてもらいに行っていた。
エイトビートから教えてもらった。
全く叩けなかった。

そんなある日。
りえことみっちゃんが入っているフォークソング部の全国大会があるというのでボーカルのれっちゃんとIMPホールへ観に行った。
新しく入るボーカルの村瀬がそこで歌うとの事だ。
そう、なんとジニーオップスをツインボーカルにしようと企んでいた。

忘れもしない、その大会。
たくさんの演奏クオリティが高い高校生が出るなか、りえことみっちゃんのフォークソング部は群を抜いていた。
そして村瀬が歌い始めたその時、私は鳥肌が止まらなかった。
涙が出た。
村瀬の歌に驚くほど引き込まれた。
れっちゃんと顔を見合わせて、これはイケルと
確信した。
ジニーオップスは凄い事になる。と。


初めてのライブに向けて練習に励んでいた。
ドラムは下手くそなりに頑張っていた。
それにしても下手くそだった。

初めてのライブの日。
藤井寺JAMJAM。
なぜかボーカルのれっちゃんは学校の色彩検定でお休みした。
色彩検定てなんや。自由だ。

演奏はぐだぐだのぐだだったけど、
お客さんは超満員。
ライブは物凄く盛り上がった。
ベースのりえこがMCで
「うちのおとんが再婚したぜー!」
と何故か突然言い放った時が最高潮に盛り上がった瞬間だった。
歓声の凄い事。
メンバーはただただびっくりした。
今でもビデオに残っている。

初ライブは無事に終わり、
れっちゃんはいつの間にかライブを一回もせずに脱退していた。
幼馴染である彼女の脱退は私にとって結構寂しかった。
中学の部活の帰り道に体操服姿で大声でハイロウズを歌いながら走ったのは青春の思い出である。
「バンドするぜー!」って走ってたなぁ。

2回目のライブが決まった時、
何故かベースのりえこが
「次のライブは休むな。フォークソング部の子にサポート頼んだから。キーボード弾けるからベース弾けると思う。」
と言った。
そして、スタジオに現れたサポートの子。
オーバーオールを着たあどけない少女。
その少女がそう、千尋である。

ちーちゃんはベースを弾いた事なかったのにサポートをお願いされたみたいだ。

なんとも無理なお願い。

そして2回目のライブもなんとか無事終わった。
そのまま3回目のライブもちーちゃんがベースを弾いていた。
そう、りえこがいつの間にか辞めていたのだ。

、、、、、、、、。
自由。


そうして今も正式加入という形を改めてとらず
ベースを弾き続けているのが、現ジニーのベーシスト石田千尋なのであります。
(彼女はたまにスーパーサポートやねん、私。と自ら言うてます)
(いいえ、れっきとした大事な正式メンバーです)

ボーカル村瀬
ギター光世
ベース千尋
トランペットまーちゃん
トロンボーンしほ
ドラム普天間

という形でメンバーが固まりいよいよバンド活動が本格化していくのであります。
七転八倒ハプニングありまくりの
バンド人生の始まりなのです。


続く

次回は
第5章〜初めてのツアー職質される〜



という事で、ようやく千尋が登場したところで本日はとうとうフルアルバム「JinnyOops!」の全国発売日。
CDを入手した皆様から直接連絡いただいたりSNSで感想書いてくれてたり、本当に感謝。
あぁ、世に出たんだなぁとようやく実感してきています。
すぐウルウルします。

私達は今からCD屋さんへ行き挨拶周りをし、
本日開催のディナーショーの会場へ行きます。
若かった私達には想像もしていなかった現実。
私達の音楽を楽しみに待っていてくれる人達がいてくれている事。

ブログに登場する私達よ。
バンドやってたら素晴らしい出来事がたくさん待っているよ。
めげずに頑張れ。
絶対大丈夫。

と言っておきます。


では、6月13日奇跡の日。
素晴らしい一日にして参ります!!!

JinnyOops!普天間瞳


写真は
6人編成の頃の写真
ワンピースなぞ着てライブやってました。