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ジニー普天間のブログ

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「16年間バンドマンとして生きた女」

第3章〜スカバンド誕生。光世、まーちゃん、しほと出会う


中学も無事卒業し、憧れのフォークソング部がある高校へは行けなかったが、バンド活動は充実していた。
バンド名も決め、ロゴもたくさん作り、こんなバンドになるんだ!というビジョン。だけ。
とっても充実していた。私の中では。

いよいよ高校へ入学するのだが、
入学式当日、私は手術をする病院へ父と向かっていた。
頭のてっぺんのイボを取る手術。
悪い病気の陽性か陰性か分からない為、イボを取り除かなければならなかったのだ。
ピカピカの一年生。よりによってイボの摘出手術なんて。ダサい。ダサ過ぎる。
私はイカシテルバンドマンなのに。
そのダサさは手術直前まで続いた。
怖くて震えていた私は手術台の上でもブルブルしたいた。不安で仕方なかった。
すると先生が、怖いの?さっき手術した小学生の男の子はピカチュウの音楽歌いながら全然平気だったよ♩怖がりなんだね〜君は♩
.....。
バンドマンたる者、こんな事で怖がっているなんて。少年でさえも平気なのに...。
屈辱、そして恥ずかしかった。
無事、何事もなく手術も終わった。

ただのイボだった。
ダサい。



高校生活は楽しく過ごし順調にバンドも楽しんでいた。
高校が別になったボーカルのれっちゃん、ベースのりえこと、矢井田瞳の声そっくりのボーカリストいーちゃんもメンバーに加わった。
練習場所は地元の公園の石の上だった。
楽器も買えていなかった私達はでかい石をステージにライブの練習をしていた。
エアギターにエアベースにエアダブルボーカルだ。
楽しかった。
盛り上がった。
いつの間にかいーちゃんが脱退していた。

相変わらず、私はお兄さんの路上ライブに行っていた。その頃はお兄さんもバンド活動が忙しくなり、たまにしか路上はしなくなっていた。
そんな時、スカバンドを組んだと話を聞いた。
スカとはなんぞやと聴き漁った。
聴き漁っているうちにスカの虜になった。
私もスカバンドを組みたい!!!
単純だ。
そしてその時に女だけでバンドを組もうと決めた。
何故ならその時代にはガールズバンドが物凄く少なかったからだ。
今と比べると本当に少なかった。いなかった。
私はこれだけで売れるんじゃないかと何故か自信に満ち溢れていた。
物珍しい事をやりたいという欲がぐんぐん湧いていた。
ちなみにその当時JITTERIN'JINNにはまっていた。
JITTERIN'JINNでも男がいるのにと思っていた。


スカといえばホーン隊だ。
早速同じクラスで吹奏楽部出身の子がいないかと探した。
すぐに見つかった。
まだあまり喋った事がない他の友達のグループ桐山さんと東浦さんだ。
恐る恐る話しかけた。
「私バンドやってるんやけど、一緒にやらん?」
2人は即答してくれた。
「やるやるー!」

トランペットまーちゃん、トロンボーンしほがメンバーに加わった。
記念すべきスカバンドの誕生だ。


その時
別の学校に通っていたりえこは
私が憧れていたフォークソング部に入部していた。
あの学校のあのフォークソング部だ。
(第1章を読んでね)

スカバンドをやるという方向性が決まってからやっとこさ本格的に動いてきた。
あまりにも私がギターが弾けないので、(エレキを買えなかった)
そのフォークソング部に入部していたみっちゃんを誘ってくれた。
ギターが2人いたらやっていけるぞ!と思っていた。

そして忘れもしない地元のロッテリアで
初めて顔合わせをした。
みっちゃんの登場だ。
私からみるみっちゃんの第一印象は大人しそうな子だな、細いな。だ。
(失礼)
みっちゃんの私への第一印象はヤンキー来た。だったらしい。
(私の眉毛のつり上り具合が特に)

ここで問題ができた。

ドラムがいない。

そう。ドラムがいないのだ。
誰も叩ける子はいなかったし、女の子でドラムを叩きたい子もいなかった。
一生懸命探したが出てこなかった。


ギターはみっちゃんが弾けるし、私はいまだに弾けそうにない。
ギターは弾きたいけど、私はなによりバンドが組みたいのだ。
バンドを作って今すぐライブ活動をしたいのだ。


「ドラムやります....。」


普天間瞳ドラマーの誕生だ。


言ったもののいやいやドラムを練習し始めた...。


続く。


お気付きだとは思うが前回の予告から大きく外れた。
まだ千尋と出会っていない。
次は必ず出会わせてみます。
(どうしよう、思った以上に話が進まない...)


写真は全く関係のない幼き私の水着ショット。
(高校時代の写真が今手元にないのでそのうち載せます)
この頃はたしか夢はお花屋さん辺り。その後に
お笑い芸人→通訳→シンガーソングライター→バンドマンに変わっていった。



次回は
第4章〜スーパーヘルプ千尋の登場〜


普天間瞳