熊本日日新聞 昭和57年(1982年)9月22日水曜日の朝刊


二十日正午前後に土足で上がり込んだ犯人ともみ合いになり、刺し身包丁で首を刺されたあとネクタイで絞めて殺されたことが分かった。
アゴの刺し傷は三つあり、二つは浅かったが、一つは幅二.六㌢、深さは十㌢近くもあり、中には長さ数㌢の包丁の先端部が欠けたまま残されていた。


被害者は宇土市築籠町に住んでいた元宇土市議の未亡人。金融業やアパート経営を生業としていた



事件は未解決で時効



遺産係争の真っ只中で惨殺された、元市議(熊本県宇土市)未亡人(32)の「五号から正妻への道」
1982.10.07  週刊文春