長い長い9日間であった。
いろいろあった。
悲しく、痛み、涙も止まらず、だけど現実を受け止めなければならなかった。
なにもできないまま、時は過ぎた。
オットが広島に旅に行ったので、その間は自分の気持ちと向き合う時間だった。
馬と向き合う時間だった。
あの事故と向きう時間だった。
つまりは……生と死に向き合う時間だった。
難しかったよ。
難しいよね、いろいろ考えるって。
答えになんて辿り着かないんだもの。
「もしあの時、こうだったら」とか「あのタイミングさえズレていれば」とか、タラレバを考えたところでどうしようもないんだもの。
一体この9日間でどのくらいの涙を流したのだろう。
オットと合わせればすごい量だ。
オットよ、おまえさんにこんな熱い血と情熱が通っていることを、今回の悲劇で思い出したよ。
一体、どれだけ泣くんだよ、50男がワンワンと。ガキか、子どもか、デカい姿でワンワンと。
でもね、クールを装っているよりも、その方が断然カッコいいダロウ。
あたしゃ、人の生き死ににクールを装うヤツが嫌いだ。
ああ、今回もまたいろいろ関係者から聞き伝わってしまった。やっぱりなあという感じだ。
まーその、いろいろあって公にはできない故……なので……もう私はアソコとココの厩舎は応援しない、ってこっちの話。
あーあ、涙って枯れないんだなあ。
一体どこから流れてくるんだよ、涙ってのは。
愛馬が死んじゃった時も、あんなに泣いても「涙、枯れねえ」ってなったしな。
また土曜日が来る。
あの事故から2週間だ。
他人事じゃないな。日常の生活でも、気をつけていかないと。
でないと何かあったら、残された方の悲しみがたまらない。
それにしても毎日泣いていたから、塩分と水分がずいぶん減ったなあ。
なのに体重は減らないんだよなあ、むしろどうして増えてるのか、謎だわ。
まだ本調子じゃないけど悲しみの向こう側への、でわーん
今月から始めよう。必ずお役に立ちまする
もう最近はコアな人たちはみんなこっちに来てくれるので、本音が書けますわ