ジャンクギター(AriaproⅡ VA-480)改造記【0】ギター詳細 | ☆80's Disco Legend☆ Eurobeat & DISCO

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ブログタイトル通り、80年代/90年代のユーロ・ディスコなどを主に書いていましたが、最近はDJでなく、楽器のブログと化しています。
お暇がありましたら、是非見ていってください。

今回は、前回消えてしまったギターの詳細について改めて書き直そうと思います。


自分がジャンクギターを修理し始めて約半年、たくさんのギターを修理してきました。

自己流で修理?してきたので、本当に修理・リペアなんて言えたもんじゃないと思います。

これでお金とったら最低ですよ、ホントってくらいのレベルなのです。

当方、工業高校生なので電子工作などそっち系は大好きなのです。だから、現にこうやって内部とかもいろいろいじってみたくなっちゃった訳です。

だからといって、何か専門的知識が必要というわけではもちろん御座いません。

電子工作が初めてだ、という方でも、比較的簡単に出来る作業だと私は思っています。

内部配線変えるとかは、本当に簡単です。ハンダゴテとはんだとちょっとしたものがあれば全然出来ます。ちょっとした問題点もありますが、そのお話はまた後日。


さて、そんな私ですが、今回は「修理もどき」ではなく「改造もどき」に挑戦です。

もちろん改造内容は、前回の記事に書いた、リンチのようなギターにしていきます。リンチーがギターに施している柄はさすがに描きませんが…。


今回使用するギターは
AriaproⅡ Vanguard Series 480
です。

このギターの発売時期は80年代後半から、90年代前半に製造・販売されていたものです。

定価は恐らく5万円程度だと思います。その割には安いつくり。そんなもんなのかなぁ。Ariaproの傘下Legendブランドのモノもあんなに粗悪な作りなのも納得です。

フレット数は21F、ブリッジにはタケウチ製のライセンス・フロイドローズ(TRS-101)を使用しています。

配列はS-S-Hで、こんかいは1ハムにしますので、いちいち配線を作り直さなければなりません。

…といってももう作り直してしまったので、これは省きます。

配線図はこれ↓

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ダンカンのものですが、構造上は大体同じなので、これを参考にすれば作れます。

工業に関係の無い方でもこういうことは簡単に出来るので、是非挑戦してみてください。




ちょっと話が逸れましたが、とにかくこのギターの作りの雑なこと…

本体の写真を載せておきます。

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全体像です。

前オーナーが喫煙者だったのか、結構色が焼けてます。

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ネックも非常に汚いですね…レモンオイルで磨く必要があります。

フレットはすでにピカールで磨いております。

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ペグはAriaproⅡ独自の製品?


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問題はこれです。

非常に作りが雑すぎます。

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どこもかしこも、削りカスだらけ。

これはひどい…。

部屋中に削りカスが散らばっては困るので、セロハンテープで貼ってあります。


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そして、今回一番の問題点はこれ。

画像では全く分からないと思いますが、ネックポケットの高低差が違うのです。

製造工程の時点でネックポケット自体の作りが甘いのです。これでは正常に弾けませんね。

再塗装するために今の塗装をはがす前に、ここも調整したいと思います。

あまり弄りたくは無いのですけど…ここばかりは修正しなければなりません。

ついでに削りカスも全て排除します。

上の画像で確認していただけたと思いますが、ピックアップを取ったところには埋木してパテ埋めしますので、そこの削りカスも彫刻等で掘り起こしてやらないといけないです。

結構時間と金のかかる作業ですが、めげずに最後までやろうかと思います。


それでは、今日はここまでです。

次回は早速部品や雑品を買ってきて、ネックポケットの調整とパーツ交換を行いたいと思います。



[2013/12/23追記]

修学旅行で入手しようと思っていた部品…

500k-Bのボリュームなのですが、なぜかそれだけ在庫切れでした(汗

店員に訊いても、「あー、まだ入荷しませんねぇ。」と、即座に断られてしまいました。

せっかくの機会を無駄にしてしまったので、なんとも悔しい限りで御座います。


そしてもうひとつの問題点ですが、なんと、の汚いネック汚れが取れません。

レモンオイルを漬けておき、その後磨いたのですが、一向に取れる気配がありません。

ムム…これはかなり強敵。

しょうがないから後でヤスリを使ってほんのちょっとだけ削ろうかと思います。

↑の方法が果たして適しているのかは、分かりませんが…。

とにかく、作業開始まで結構時間がかかりそうです。