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お熱いのがお好き?

元つかこうへい劇団、幸薄顔女優 木村夏子のBlogです!
人生、ポジティブに楽しく過ごしていても、幸が薄そうと言われてしまいますが・・・。
Blogでは、毎日の嬉しい!楽しい!大好き!を綴ります。

おまたせしました!

ひさかたぶりの出演告知でございます


木村夏子ラジオ番組出演のお知らせです

この放送内で新たな出演情報をお知らせしています





8月6日火曜日|13:00〜13:30 放送

パーソナリティ 風岡舞さんの番組に

ゲストとして出演しています


舞さんはとっても素敵な方でした

気さくな方でちゃんと見てくれる

ちゃんと聞いてくれる

そんな方でした

初めてお会いしたとは思えないくらい打ち解けて

お話できました


そんな素敵な舞さんと木村夏子のやりとり

聞いてください

とっても癒される時間になると思います


夏の暑さも少しはやわらでくれるかと


Stylish wind

ご期待ください!







存在のすべてを

 塩田武士著


読了

面白かったー

夢中で読んでしまいました


『罪の声』の塩田武士さん

今回の作品も読み応えがあります

この作品の舞台は最初は横浜

間口は狭くても中に足を踏み入れると

無限の夢幻の世界に引き込まれてしまいます




<あらすじ>

平成3年、2件の幼児誘拐事件が発生した

1件は無事に男児を保護したが、もう一方の事件は身代金を遺失物として交番に届けられたことにより犯人の手がかりも失った

3年後、誘拐された男児は突然祖父母の元に帰って来た

それから30年、当時駆け出しの新聞記者だった門田は、懇意にしていた誘拐事件の担当刑事の死をきっかけに再びこの事件を取材し始めるのだった


冒頭の平成3年の誘拐事件の身代金を運んでいる描写からその風景が容易に想像できるほど細かく描かれており


ああ、ここはあそこだ


ここ知ってる


と身代金を運んでいる状況もあいまってドキドキしながら読み進めました

そして物語は単なる誘拐事件を解決するはなしではないのです

人間の物語なのです

霞がかった物語のヴェールが1枚1枚はがれていくとそこに描かれている真実に

なんと言ったらよいのやら


何が正しいのか分からなくなってきました


塩田作品はこういう人間ドラマがすごいのですよね

俯瞰してみる事実は1つしかないのに

真実は人の数だけあるような


『存在のすべてを』

おすすめです!






No man is an island, entire of itself;
every man is a piece of the continent,
a part of the main.

If a clod be washed away by the sea,
Europe is the less,
as well as if a promontorywere,
as well as if a manor of thy friend's or of thine own were:

any man's death diminishes me,
because I am involved in mankind,

and therefore never send to know
for whom the bells tolls;
it tolls for thee.

10.July 10:50