梅雨になると日本は食中毒の季節になります。
家庭内ではめったに食中毒は起こりませんが 主婦の皆様も食中毒の知識は持っていた方がいいと・・・
思います。
先日起きた焼き肉屋でユッケを食べて病原大腸菌"O-111"による食中毒事件。
O-157は知ってるけど O-111なんて初めて聞きますよね。
腸管出血性大腸菌に分類され赤痢によく似た症状を起こします。
赤痢って・・・赤い下痢・・・菌の作った毒で腸に潰瘍を作り出血して便として出てくるので赤痢。
O-157 や O-111 も同じ症状を起こします。
焼き肉屋のケースは 系列店舗 3店 富山県砺波市、福井県福井市、神奈川県横浜市で発生したこと
から 焼き肉店内で 3店がほぼ同時に汚染されるということは考えられません。
ということは肉屋で汚染された肉が各店に納品されたと考える方が正解です。
ほとんどの菌は加熱によって滅菌できるので ご家庭では なるべく加熱してから食べるのがいいので
すが。。。刺身だって食べたいし サラダだって食べたいですよね。
食中毒にならないためにまとめました。
A4サイズになってるので画面からはみ出てしまいますが コピーしてエクセルに貼りつけてページ設定
したうえで印刷しておくと便利かも。
食虫毒を起こさないために 家庭でできること。
それは難しいことではありません。
◆マナ板と包丁はよく洗い 必ずアルコール消毒をして乾燥させる。
・アルコールはキッチン用が市販されています。甲類焼酎(大五郎とか)でもいい。
◆生で食べるものと加熱して食べるものは マナ板をそれぞれ専用にする。
・魚用、肉用、野菜用と 3枚あるのが理想的です。
・絶対ダメなのは 肉、魚で使用したマナ板を 野菜に使うのは×です。
野菜は生で食べる場合が多いのでマナ板に付着した菌がついてしまいます。
◆手洗い 本来は薬用石鹸を使わなければいけません。 その後、アルコールで消毒しましょう。
・手に化膿巣があると黄色ブドウ球菌が発生します。 ニキビにもいます。
この場合は必ず手袋をしましょう。
◆生ものは食べない。
・これ保健所の先生から 食べるなって云われています。。。そうは云われてもねぇ。
・魚介類・・・生食用と表示されているものを買いましょう。
・肉類・・・・生食用は馬肉しか販売されていません。
ユッケとか牛のカルパッチョとか牛刺とか 普通にメニューにあるのにねぇ。
・牡蠣・・・・生食用と表示しているもの以外は生食しないように。
生食用は紫外線殺菌された海水で数日飼育してから生食用として出荷されます。
つまり毒抜きしてから出荷されています。
◆冷蔵庫保存・・要冷蔵食品は必ず冷蔵庫保存。
・10℃以下になるとほとんどの菌は増殖をストップします。
温度によっても違いますが 菌は平均的に20℃で一時間に一回核分裂します。
温度が25℃になると一時間に一回が 三十分で一回になります。
もっと高くなると十分に一回になります。
分裂するごとに倍々になっていきます。
以上のようなことに気をつけて食中毒から身を守りましょう。
ひまわり 37日め
プランターがすでに小さくなっています。
順調に育ってますよ~。(笑)
おおっとっと 発芽じゃなくて 種を植えてからの日数でした。