ブルゴーニュワインってよくわからない方が多いので・・・入口をあけます。
まずは場所から・・・場所もよく解らないでしょ。(笑)・・・マイスタッフ用記事です。 悪しからず。(笑)
ブルゴーニュはフランスですよ。
コートドール県 ヨンヌ県 ソーヌロワール県 ニエーヴル県の 4つの県をブルゴーニュ地方(郡)と云います。
有名産地は コート・ドール県に集中しています。
そして ディジョンとパリの中間に白ワインのシャブリ(ヨンヌ県)があります。
地図2の青く塗られた場所が ブルゴーニュのワイン産地です。
スイスやドイツとは以外と近いところにあります。
それではコート・ドールにジャンプします。
コート・ドール県は北部のコート・ド・ニュイ地区(枯れた緑色地域)と南部のコート・ド・ボーヌ地区(肌色地域)。
ニュイと云ったり ボーヌと云ったりします。
ちなみにもっと南のボージョレーもブルゴーニュの一部です。
ピンクのコート・ド・シャロネー地域から下は県が変わって ソーヌロワール県(河の名前そのまま)になります。
場所は解りましたか ?
では いよいよ本題の門を開けてみましょう。
ブルゴーニュワインの産地編
①コート・ド・ニュイ(コートドール県)
②コート・ド・ボーヌ(コートドール県)
③コート・ド・シャロネー(ソーヌロワール県)
④マコネー(ソーヌロワール県)
⑤ボージョレー(ソーヌロワール県)
⑥シャブリ(ヨンヌ県)
この 6つの産地だけ覚えましょう。 他は話のネタにもなりませんので・・・(笑)
ワイン産地の村の地図です。 北から南へずっっとワイン産地です。
ちなみに北から列挙すると
■マルサネ
■フィクサン
■ジュブレシャンベルタン
■モレサンドニ
■シャンポールミュズィニー
■ヴージョ
■フラジェエシェゾー
■ヴォーヌロマネ
■ニュイサンジョルジュ
ここまでが コート・ド・ニュイ
そしてコート・ド・ボーヌへと続きます。
■ラドワセリニ
■ペルナンベルジュレス
■アロースコルトン
■サヴィニレボーヌ
■ボーヌ
■ポマール
■ヴォルネイ
■モンテリー
■サンロマン
■オークセイデュレス
■ムルソー
■サントーバン
■ピュリニーモンラッシェ
■シャサーニュモンラッシェ
■サントネー
■マランジュ
■=普通レベル
■=上位レベル
では次です。
他のワイン産地と違うところです。
例えばボルドーでは
「この畑はシャトーマルゴーの畑です。」 と云います。
畑には正式な名前がついていません。
ところがブルゴーニュでは 特別な畑には名前がついています。
そしてその畑名が原産地呼称(AOC)に登録されているため ワイン名 になっています。
例えば 前回のブログに出てきた 「クロ・ド・タール」 と云うワインは
コート・ド・ニュイ地区の モレ・サン・ドニ村の グランクリュ(特級)の クロ・ド・タールと云う名前の畑の
ワインで モメサンと云う人が造ってますよ。 と エチケット(ラベル)に書いてあります。
赤で囲んだところが クロ・ド・タールの畑。
黄色で囲んだところは モレ・サンドニ村の他の有名な畑です。
左から ボンヌ・マール クロ・サン・ドニ クロ・ド・ラ・ロッシュ(いずれも特級畑)
畑は道路を境にしたり畦道を境にしたりして区画分けがされています。 たんぼだと思ってください。
色は格付けです。 クロ・ド・タールと同じ色は 特級畑。 特級畑の下の少し明るいピンクが一級畑。
上の方の薄い藤色が 村名ワインの畑となります。
このようにブルゴーニュのワインを知るには 「畑名を覚える」 しかないのです。
今日は ここまで。