世界農業遺産 WASABI
平成30年3月
「静岡水わさびの伝統栽培」
として静岡地域と伊豆地域が認定されました。
wasabi
日本固有の香辛料です。
わさびは
日本固有の植物で、
奈良時代の文献にもその名が出ており
鎌倉時代には食用にされていたようです。
わさびの栽培は
今から400年前
慶長年間(1596~1615年)に
安倍郡大河内村有東木(現在の静岡市葵区有東木)で始まったとされています。
その後
伊豆などの各地域へ広まっていきました。そのころ
駿府に隠居していた徳川家康公に
有東木の庄屋がわさびを献上したところ
その香りとその独特な辛味を絶賛し
家康公のお声掛かりで
有東木のわさびは門外不出の御法度品になったと伝えられています。静岡県HPより
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-360/wasabi/wa01/wa01-02.html
わさびは
とてもデリケートな植物です。
生育に適した水温は
8~18℃とされます。
さらに
年間の水温差が
少ないほど(3~4℃以内)収量が多くります。
棚田状の階段構造を持つ「畳石式」は
良好な生育に欠かせない冷涼で
溶存酸素を多く含んだ水を年間にわたって供給できるため
根茎の肥大化も進む見ます。
今では
和食文化を担う食材として
世界的にも注目されています。
静岡わさび遺産推進協議会
HPはこちら
https://shizuoka-wasabi.jp/
地元で
世界に誇れる” wasabi ”に出会いました。
今日もありがとうございます
新暦 令和元年7月9日
旧暦 6月7日
小暑(しょうしょ)
温風至(あつかぜいたる)
小暑(しょうしょ) とは
梅雨が明け
暑さが本格的になる頃。
蝉も鳴き始め
暑中見舞いを出すのもこの頃です。
温風至(あつかぜいたる)とは
雲の間から注ぐ陽がだんだんと強くなる頃。
温風とは湿った空気が山を越え
乾いた温かい風となって吹き降ろす
フェーン現象のことを表しているとも
言われています。