前回のブログで、息子の中国土産が賞味期限切れと書いたのですが、間違えてました!


日本では賞味期限が書かれているのでてっきり日付けを見ると、勝手に賞味期限と思い込んでいました。

しかし、どこにも賞味期限の表記は無く、調べてみたら、中国は製造年月日を表記しているのだそうです。

中国は製造年月日と賞味期間(6ヶ月)などが併記され、自分で計算する

中国では、今でも製造年月日表示がなされており、賞味期間が併記され、消費者は、自分で製造年月日にその賞味期間を足して計算するのだという(「なるほど中国」「中国は賞味期限の表示が違う」より)。


そうなんだ!と、早とちりを訂正するついでに、賞味期限の事をちょっと深く調べてみる事に☝️


今は商品に賞味期限が押されているのが当たり前になっていますよね。

昭和60年(1985年)CODEX(食品の国際基準)規格で賞味期限表示が導入された

日本は昔は製造年月日表示すら、なかった。

飲用牛乳など、一部の品目に製造年月日表示が初めて義務付けられたのは、昭和23年(1948年)。

日本昭和36年(1961年)にはJAS(ジャス)マーク品への表示が始まる。

日本昭和45年(1970年)には政令で指定された物資(果実飲料など)に製造年月日表示が義務付けられていく。

日本賞味期限表示が導入されたのは、昭和60年(1985年)。

地球CODEX(コーデックス)といって、食品の国際基準の規格として「賞味期限表示」が初めて導入された。当時、食品の輸出入に際し、(日本の)製造年月日表示を賞味期限表示にすべきとする、諸外国からの外圧もあったと聞いている。


その後、変遷があり、今の「賞味期限」と「消費期限」の2つの期限表示になった。


お母さん昔、牛乳🐮🥛を飲む前にお母さんが匂いを嗅いで、飲めるか飲めないか決めていた。なんて話を聞いたことありませんか?


そもそも賞味期限表記があれば、これは口にしても大丈夫!というイメージになりますよね。


「だれのため?なんのため?消費期限と賞味期限」

消費者側からは、賞味期限表示への移行に際し、賛成も反対もあったそうです。

反対者側は、「食品ロスが増える」

賛成者側は、「どこを製造年月日としてとらえるか、企業や製品によって違う。はたしてどれが本当の製造年月日なのか、わからない」


日本賞味期限表示は、消費者の要請もあったかもしれないが、地球CODEX(コーデックス)規格やアメリカ米国の外圧など、世界の中で足並みを揃えざるを得ないことの方が大きかったようです。


消費者庁加工食品の表示に関する共通Q&A(第2集:消費期限又は賞味期限について)には、「製造年月日表示が返品や廃棄を増大させていた」ことも、賞味期限表示への変更理由の一つとして挙げられてます。


諸外国では賞味期限が消費者の消費・購買行動を左右することを認識し、対策を取り始めている

賞味期限を鵜呑みにするのは、日本日本だけではない。

諸外国でも、賞味期限が消費者の消費行動や購買行動を左右することを認識している。

来日した🇸🇪スウェーデンの女性研究者に聞いたところ、北欧2カ国で、賞味期限表示を、日付ピンポイントではなくアバウトな(おおまかな)形に変えたところ、食品ロスが20%以上削減されたそうだ。

🇬🇧イギリスや🇹🇷トルコ、🇮🇹イタリアなどは、賞味期間が3ヶ月以上18ヶ月未満の食品は「年月」表示、つまり日付を抜くことが許されている。18ヶ月以上の賞味期間があれば「年」表示のみだけでよいとされました。


それだけで食品ロスが20%も削減されるって凄い事ですよね❣️


賞味期限は品質が切れる日付ではなく、腐敗やそのほか品質の劣化に伴い安全性を欠くおそれがないと認められる期限を示す年月日。


賞味期限について調べていたら、食品ロスも気になって、こちらもちょっと調べてみました。


日本では、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は523万トン。 これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料支援量(2021年で年間約440万トン)の1.2倍に相当します。



日本日本は世界ランキングで見ると、世界13位でしたね。


やっぱり(´・Д・)」家庭から出る食品ロスの割合はどこの国も多いですね。

買ったけど使い切れないとか、口に合わなかったとか、忘れてた💦なんてことが多いからでしょうね。


と、言うことで、中国のお土産の事から真面目に賞味期限の事を調べてしまいましたが、改めて!これから買い物をする時は、お得だからと大きな物に飛びつかず、使い切れるか考えて買い物をしようと心に決めました🛒。・*・:´-