今夜からまたお天気下り坂とか・・・

いよいよ、梅雨入りのようです。かなり遅めの梅雨入りのようですね。

梅雨は大事。

 

 

 

今夜23時からですね、矢口さんのインスタライブ♪

ゲスト出演される貝塚太一さんより「キタノタイチ」さんとしてご挨拶がきました。

楽しいひとときになること請け合いです笑い泣き!!

 

 

 

 

 

チームブライアンで開花していくユヅル

 

 

羽生君の才能を育て開花・昇華へと引き上げることができたのは、本人の才能を見抜いて大切にしてきた人々との出会い無くして語れません。

全ての出会いが羽生君を形成する上でなくてはならない「必要不可欠」な存在といえます。(もしかすると”負”の出会いも必然か…と)

 

今回は、その要ともいえるオーサーコーチと羽生君の出会いと絆に触れてみたいと思いました。

2012年の頃の”ユヅル”を語るオーサーに笑いながら涙がこぼれました。

「チームブライアン」の一部を文字お越ししてみました。

 

 

 

 

常に全力がユヅルの美学(オーサー-コーチ)

 

 

 

2012年 

クリケットに入った当初のユヅルは力配分ができていませんでした。 演技を終えた途端 氷の上に倒れてしまう 。体力を使い切ったことは全然構わないのですが ユヅルは 演技中に落ち着きがなさすぎました。 全力すぎるのです。 プログラムの中にはただ美しいポーズを取り 柔らかな呼吸をしてまた 滑り始めるという動きが本来必要なのですが、これはユヅルの辞書にはありませんでした。 全ての要素を全力で演じ ずっと ドラマティックでなくてはならなかったのです。 まだ若いですし 最初から最後まで必死に 演じることが彼の美学 だったので「そういう選手なんだ。 受け入れよう」と思いました 。

オリンピックまで 2年しかありません。 もちろん 多少は落ち着かせますが 緩急ある演技は次の4年の課題にしようと私は心の中で思いました。

(オーサーコーチ)

 

 

いや~、泣き笑いしちゃいましたアセアセ爆  笑

この頃の羽生君を映像と共に思い出します。オーサーが「暴れ馬」と称して必死に落ち着かせようとしていましたね笑い泣き

あ~懐かしさと愛おしさで胸が熱くなります。

 

 

そして時は6年後へ(平昌五輪金メダル後)

 

 

ユヅルへの質問/舵を取るのはユヅル

 

『ユヅルのターニングポイント

五輪連覇後のタイミングで引退することも、チームを移籍することもあるでしょう。 私のもとを去ることも覚悟していましたし、彼の人生を考えた時に必要な判断なら笑顔で送り出そうと思っていました。

 

ユヅル の口から直接来季以降の考えを聞くために、2人だけで(スポンサーや他の関係者を一人も交えずに)本当の意思を確認しました。

「勿論これからも チーム ブライアンと 一緒にやっていくよ」ユヅルの口からその言葉を聞けたことが 新たな旅の第一歩でした 。

 

そこで私は尋ねました。 私の役割は何か ?どんな役割を期待するのか? こんな質問をコーチの方からするなんておかしなことかもしれません。 普通の選手ならば私がやることは明確です。 しかし ユヅルに関しては この質問が必要でした。 この私から何を必要とし 何を望むのか ?

ユヅルのスケート人生の目標が何で、4年後にはどんな選手になり、どんな人生を送りたいのか? その目標を達成するためには 私たちが どんな役に立っていけるのか?

ユヅルはもう受け身で指導を受けるような選手ではありません。 ユヅルが船の舵を取るのです。 

全ての目標達成した選手にはいろいろなことが難しくなることを私はよく知っています。 

私はユヅルに何ができるのか答えを出しています。 いつも ユヅルのことを考えているということです。

彼の将来をいつも考えています。 彼が多忙で大きな重圧に日々晒されていて、それにうまく対処してきた姿を見ています。 だからこそユヅルのスケート人生、将来、幸せを願って彼が健康できちんと休息を取れるようにしたいと思っています。

ユヅルは自分の頭の中で状況把握し、考え感情を(中略)一人で処理するのが彼という人間だからです。 大切に思うからこそ手を出さずに後ろに下がっているのです。』

ー「チームブライアン」新たな旅(一部抜粋)ー

 

 

 

 

 

 

 

 

6年が経ち、オーサーにここまで言わしめた羽生君。

オーサー氏は五輪連覇後、羽生君が休むか、出ていくかもと覚悟していたんだね。

 

才能あふれた暴れ馬をサラブレット、しかも超一流のサラブレットに仕上げました。というか、羽生君自身の奇蹟の成長を自己コントロール力を働かせる方法へと導いた結果です。

羽生君のダイアモンドの原石(もう原石レベルではなかったでしょう)を、もっとも美しく魅力的に輝かせてくれたのは、まぎれもなくオーサーの手腕と優しさ故。

押し付けや手を出し過ぎてはきっとこうはならなかった。

そして、何より基本を大切に徹底して教えたクリケットのやり方を、「素直に受け入れた」羽生君の真っ直ぐな思いがあったからに他ありません。

 

フィギュアを好きで、人として魅力的になれるように…これがオーサーコーチの、クリケットクラブの夢でしたからね。

 

 

大きな結果を残した後の選手とのやり取りの難しさは、金妍児(キムヨナ)で辛い経験をしたことが、オーサーの心の棘となっていたようですね。それだけに、羽生君の口から「一緒にやる」と聴いた時の喜びと重責は如何ほどだったでしょうか。

 

そして、時は流れてコロナが落ち着いたタイミングでクリケットを訪れた時のオーサーの心情も想像するだけでも胸が熱くなります。(ジュンファンが抜けた後で相当ショックを受けていましたから、羽生君の”ただいま~”がどれほどの救いとなったことでしょう)

 

「会いたかったから来た」羽生君の人間性がこのようなところで明確に出るのです。

 

自分は多くの傷を負いながらも…

 

 

 

 

                懐かし過ぎます(泣)