昨夜深夜に、
宇野選手引退に向けた羽生結弦選手からのコメントが寄せられましたね。
とても心のこもった羽生君らしいコメントでした。
「小学生、中学生の頃から宇野選手と共に戦ったり、共に歩んできた身としては、どれほどの覚悟で頑張ってきたのかを知っていますが、少し環境が変わるだけで、これからも頑張っていくのだろうから、僕からの「お疲れさま」は言わないでおこうと思います。
どうかこれから先に、幸せをたくさん思い描けて、たくさん叶いますように。
『宇野昌磨』の理想のスケートを、ずっと楽しんでいきます。
普通の、年齢が3つ違いなだけの男性同士で、たわいもない会話をしましょう。そしてまたスケーターとして、リンクで、笑いながら本気出せる、熱くなれる、2人にしかできない時間を過ごせる機会がくることも、どちらも本当に楽しみに待ってます。「ゆづくん」として「昌磨」と世界で競技してこれたことが、本当に幸運なことで、楽しかったです。本当にありがとうございました。
これからも“また”楽しみがたくさんありますように。 」
一部抜粋 羽生結弦
皆さんもコメントしているように、2年前宇野選手が羽生選手プロ転向に向けたメッセージに対する「アンサー」とも、つなげていこうとしている糸とも取れるエールのやり取りでした。
合宿や試合でずっと一緒に過ごしてきた仲間は、きっと特別なものなはずです。
勿論、ライバル関係でもありましたが、簡単に他者が入り込めるものではない特別な
関係で、互いに競い合い、高め合い、認め合って成長してきた貴重な「同士」だったはずです。
羽生君はいつも、どんな時も宇野選手に温かい気持ちと励ましの言葉を忘れませんでした。
大人の事情や周囲の勝手に持ち込む雑音などが入り込むことなく
「ゆづくん」と「昌磨」の関係性が、これからはもっと普通に、純粋に繋がっていける世界を希望します。が・・・・何となく気持ちがざわつくのも正直な気持ちです。
この時の試合は辛くて未だ見ることができないでいます
羽生結弦選手
この時どんな気持ちだったことか
でも、精一杯の「おめでとう!」を送る羽生先輩
立派すぎて眩しい
今後、宇野選手はどのような意向で捉えて展開してくるのでしょうか?
何をお手本に活動されるのか?オリジナルな道を開拓するか?は未知ではありますが、羽生結弦選手を道標にしてきた宇野選手にはせめて羽生結弦選手がこの2年間で示したフィギュアの“プロの厳しい世界”を(簡単に同じようにとは言いませんが)
その壁の高さを、道なき道を歩む羽生結弦選手の偉大さを知ってもらえたらと思います。後ろ盾があるなしでも違う世界となるのでしょうから、同じ道を歩むことは不可能ですが、まだ若い宇野選手にはぜひアマチュア競技より高いステージを目指して切磋琢磨していく姿を見せてほしいと思います。
今後の動向を見ていこうと思います。
何より
「お疲れ様とは言わない」が
羽生結弦選手(先輩)らしいです
きっと
この言葉からは
競技時代より更に厳しい世界で
頑張る宇野選手を
期待しているのですから