そして「Hopeand Legacy」を振り付けした 

 

「ホプ・レガ」振付けた時、シェイがみたユヅル その① 

 

「前半のステップの中で「手」を見てはっとするような 振りがあります。 あの場所は 「鏡」を見ているのよ。 鏡は批評や 批判を表しているの。でも彼にとって一番の批評家は彼自身で、彼は自分を許せないのよ。 

 

ユヅルは このプログラムで自然を表現したいと言ったの。「SEMEI」は キャラクターがはっきりしていたけれど、 今回の主役は自然であり、 同時に 彼 そのものです。 私は彼の人生における様々な経験、 彼自身が経験してきた 旅をそのまま プログラムの中で描きたいと思いました。

 

経験を通じて彼は成熟しました。 怪我をすると全てがスローダウンしますが、感じる時間を与えてくれるんです。 彼はいつも音楽に深い思い入れがあります。 一緒にやりはじめて驚かされたのは、彼が豊かな感情の持ち主であるということ。

 そして心から他人を気にかけ、 気遣う人だということでした。 

彼は何のために滑るのか ファンと世界に何を見せたいのか?ということに 当初からとても意識的だった。 

 

誰もできなかったジャンプを跳び、 フィギュアスケートの競技のレベルを1段階 引き上げました。 多くのスケーター ・コーチ ・観客が彼の演技に大きなインスピレーションを与えられた。彼はスポーツに大きなギフトを送った。 

ユヅルの一番素晴らしいところは ここなのです。 

彼は見るもの全てを触発し 次の段階に進もうとする。 進もうという力を与えます。 彼の演技を見たことで、たくさんのスケーターがさらに上を目指して練習を積むようになりました。

 

 

 彼がフィギュアスケートというスポーツにしてきた 貢献を考えると 私は胸がいっぱいになります。

「Hopeand Legacy」のプログラムは彼 そのもの 。ユヅルが希望であり、 レガシーなのです。 ユヅル本人は諦めないこと、信じることを若いスケーター と、彼を見る すべての人々に伝え続けたアスリートとして、 これからも長く歴史に名前を刻む 存在になると私は信じています。」(シェイ・リーン・ボーン)

 

 

 

        

        「自然の中に入ったような、一緒になった感覚」と、

 

  ゾーン体験を話してましたね。

 

    でも、眼は鋭い。

 

    自然の脅威も同時に表現していたのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

◇この時、羽生君は21歳。

すでにシェイは彼の底知れぬ力を感じ取っていましたね。

羽生君は10代の頃から「志」をもって生きていることが、解ります。

一度もぶれることなく、何のために滑るのか”芯は見事に不動という印象です。

 

◇3.11から受けた影響は計り知れないが…そもそも、小中学生の頃からも受け答えや作文などで、その片鱗を感じますね。

ベースにそれを感じ取るアンテナがなければ、導きはなかったはずです。

 

彼と1つの作品を創り上げる作業は、シェイにとっても幸せだったでしょう。

 

       

   

 

 

シェイが語るユヅルの凄さ その②へ続きます♫

 

 

 

 

 

最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。