2022年ファンタジーonアイス大楽
羽生君のこだわり
「リンク外にスケートで立つパフォーマンスは回避してきた」
でも、この日
はじめてスケートでステージに上がった羽生君
これまで回避してきたスタイルをあえて外した瞬間だったんだね
この意味については、やがて伏線となって後に答え併せのように分かってくる
様々な疑問が繋がっては点が線になっていく現象を見ることが出来ました
では・・・2022年FaOI千秋楽をあらためて遡ってみましょう!
新妻聖子さんとの
「ノートルダム・ド・パリ」
心震えましたね・・・
「静岡の千秋楽には、サプライズが用意されていた。
ステージではミュージカル女優の新妻聖子とバイオリニストのNAOTOが「ノートルダムドパリ」を演奏し始める。すると、ステージ奥から羽生結弦が登場し、新妻と掛け合いをするようにひざまずいて、演技を始めた。そして立ち上がって氷上に降りると、1213年のフリープログラム「のーとるだむどぱり」を滑りだし、美しさとスピード感あふれるスピンを滑って締めた。会場は感動で溢れさせた、まさに一期一会と言えるような2分間の演技だった。」(「蒼い炎Ⅳ無限編」より)
~新妻聖子さんの言葉~
戦う氷上のアスリートの過酷さを深く理解してくださっている言葉があたたかい
~羽生君の言葉~
『アーティストとのコラボレーションの時、(中略)作ってくれる要素の中に一回一緒に沈み込んで、皆で立ち上げたい(中略)そういうう意味では、楽しいだけではなくなってきた。ものすごく責任感があります』(「羽生結弦 蒼い炎Ⅳ無限編」より)
新妻聖子さんと羽生結弦君の言葉が、絶妙にリンクしてると感じました。
羽生結弦君の覚悟を感じる!
そして、
「アマチュアからの引退」からの脱却
フィギュアスケート界では存在しなかった「プロ転向、プロアスリート」という言葉を生み出した羽生結弦。
既成観念にとらわれず自分の感性を信じる誠実さに他ならない。
先見の明を感じます。
2022年FaOIで千秋楽を終えてから23日後記者会見に臨みました。
「決意表明」
緊張感のなかにも清々しさを感じて
未知なる世界の「何か」に
期待でいっぱい
その後想像を斜め上いく
羽生マグマでした