「白内障おさらい」~白内障を克服せよ③~ | Jinkhairのバイカーへの道

Jinkhairのバイカーへの道

こちらは香川県坂出市にある理容室「Jinkhair(ジンクヘアー)」のブログです。店主が好きな「80年代HR&HMのアルバム紹介、ライブレポ」や「カメラ」「バイク」のことなど、日々の出来事などを気ままに書いております。

S立病院の眼科医の紹介状を持って「○チン病院」に行くことになった私。

 

○チン病院は他の科を何度か受診しているので特に緊張というのはない。

 

坂出市は人口が5万人程度なのにこの「○チン病院」、「K生病院」、そして「S立病院」の3つの総合病院があり、それぞれ皆近年に改築されており、設備も新しくなっている。

どの病院も自転車で行き来できるほど近距離にあるので、坂出市民はそれぞれ自分の判断でこれらの病院を選ぶことが出来るというのは恵まれているのかも知れない。

 

さて、ここで「白内障」とは、そして「白内障の手術」とはどういうものかおさらいをしてみようと思う。

「白内障」とは、目のレンズの役割をする「水晶体」が白く濁ることにより、視力低下や見え方の変化が起こる病気で、加齢が最も多い原因であるが、その他「アトピー性皮膚炎」「糖尿病」「ぶどう膜炎」などの病気、また外傷性や薬の副作用で引き起こされることもあるという。

私の場合、もちろん加齢もあるだろうが、この「ぶどう膜炎」が原因で進行が早められた可能性が高いと思われる。

 

どちらにせよこの「白内障」は手術以外の治療法はなく、その手術の歴史は非常に古く、紀元前800年頃のインドですでに記録が残っており、日本には西暦1360年前後(室町時代初期)にインドから中国を経て伝わったと言われている。

 

当時の手術は非常に痛みとリスクを伴うものだったが、技術の進んだ現在ではどんな方法が用いられているのだろう。

 

まず、角膜にメスを入れ小さな切り込みを入れる。

 

その切り込みから超音波で濁った水晶体を砕き、吸い取る。

 

その後、代わりに人工の眼内レンズを挿入する。

 

 簡単に言えばこのような行程になるのだが、私の場合前回で書いたように虹彩が水晶体に癒着しているのでそれを物理的に剥がす作業が必要となる。

 

勿論手術の前後には感染症を防ぐための投薬や様々な点眼薬をしばらくは続けないといけない。

更に術後、1週間は保護メガネをかけ、洗顔や洗髪は禁じられる。


 

 

 

 

水道の水は安全だと思うが、顔や頭皮、頭髪に付いた雑菌が眼に入る事による感染症を防ぐためだろう。

私の店でも白内障の手術後、自分では洗えないのでシャンプーだけで来店されるお客様もおられた(私のお店では仰向けでシャンプー出来るため)。

私も多分1週間は我慢できない、スタッフに洗って貰うか、しっかり眼を閉じてやれば大丈夫だろう(笑)

 

また基本的には日帰り手術が可能なのだが、手術の翌日の朝には早速術後の診察があり、それまで眼帯が外せないので車の運転が出来ず、不自由なので一泊だけ入院することにした。

 

5月からお店は毎週火曜日、水曜日連休にしているので手術や入院で休業しなくて済みそうだ。 

 

さて、白内障手術においてこの人工の「眼内レンズ」を用いることになるのだが、次回ではその種類と選定について書こうと思う。

これがなかなか悩ましいのだ…。