映画「砂の器」の聖地めぐり ②大山~奥出雲ツーリング【へっツー日誌】” | Jinkhairのバイカーへの道

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こちらは香川県坂出市にある理容室「Jinkhair(ジンクヘアー)」のブログです。店主が好きな「80年代HR&HMのアルバム紹介、ライブレポ」や「カメラ」「バイク」のことなど、日々の出来事などを気ままに書いております。

なんだか消化不良のツーリング第一日目を終えて翌朝…。

 

旅館の朝食を平らげて出発準備!

 

 

中海の江島にかかる「江島大橋」通称「ベタ踏み坂」それほど急な坂ではなかった(笑)

 

中海に浮かぶ「大根島」

 

中海をバックに…

 

今日の目的地は「奥出雲」

今回のツーリングの第一の目的地は「大山」

2日目にどこに行こうかと考えていた。

米子から「中海」や「宍道湖」を周って「出雲大社」に行くのがいいのかな?

でも正直、出雲大社にそれほど行ってみたいと思ってない。

 

ん?

出雲?

奥出雲…

カメダ!

東北弁の「カメダ」だ!

そうだ「亀高」があるじゃないか!

「亀高」は松江から南へ約45㌔、車で約1時間の「奥出雲町」の中にある地名である。

「亀高」周辺には映画「砂の器」の聖地と呼ばれる場所が点在しているのである。

日本映画の最高傑作、金字塔と言っても過言ではない名画「砂の器」は松本清張原作、野村芳太郎監督で昭和49年に公開された。

この映画については私が過去に熱く(笑)語ったブログがあるので是非、そちらもご覧いただきたい。

 

 

 

 

「聖地めぐり」と言えば最近よく耳にするのは「スラムダンク」の聖地と言われる江ノ電の鎌倉高校近くにある踏切。

アニメ

 

実写

海とレトロな電車のコラボが風情を醸し出していて印象的な場所と言える。

 

確かにアニメと言えども、これほどリアルに描かれていればもはや「聖地」と呼ばれても無理はないだろう。

しかし、今この聖地が大変なことになっているというのだ!

踏切に大勢の人が集まって撮影大会!

車の通行にも支障をきたす状況になっている。

 

映画が海外でも公開され大ヒットした事により、海外からも大勢の観光客が押し寄せ「聖地」はとんでもないことに!

 

こうなったらもう「風情」どころか「迷惑」を通り越して「危険」な状態になっている。

私はこのスラムダンクの漫画も読んでないし、映画も見てないのでこの踏切に行ってみたいとは全く思わないが、この作品に感動し、思い入れのある方にとっては一度は訪れてみたい場所なのだろう。

 

映画「砂の器」は私にとって思い入れのある特別な映画であるが、そのロケ地の一つである亀嵩周辺にわざわざ行ってみようとはこれまで思ったことはなかった。

しかし、今回は大山まで行くということで、これは絶好の機会だと思ったわけなのである。

 

映画が公開されて50年。

これまでその聖地を訪れた人は数多いとみられ、ネット上にも記述は多く残されている。

私は亀嵩周辺に点在する「聖地」のうち4か所を訪れてみることにした。

 

道は一路「亀嵩」に向かって深い山の中に向かってゆく…。