「うどん県のラーメン」~私は一体何に乗りたいのか?~⑧ | Jinkhairのバイカーへの道

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こちらは香川県坂出市にある理容室「Jinkhair(ジンクヘアー)」のブログです。店主が好きな「80年代HR&HMのアルバム紹介、ライブレポ」や「カメラ」「バイク」のことなど、日々の出来事などを気ままに書いております。

国道193号線を北上してゆくと程なく「谷岡食堂」に到着!

 

昼時だが駐車場にはまだ少し余裕がありそうだ。

今回も他の車の邪魔にならず、出やすい所に無事停めることに成功!

よしよし!今日はここまで大きなトラブルなく来ている!

 

入店し、早速「中華そば」を注文。

店内は8割がたお客さんで埋まっており、数人の女性スタッフが忙しそうに動いていて活気がある。

中華そば以外にもショーケースに入った色々なおかずがあって、サイドメニューを何にしようか迷ったが、ここの定番、大きないなり寿司とおでんにした。

 

大根とスジ肉、やや煮込みが足りないか…でも食べられる程度ではある。

おでんを食べているとお待ちかねの中華そばが運ばれてきた。

 

スープを一口…うん、ウマイ!優しくもコクがあり、じんわりとうまみが口の中で広がる。

 

全国的にラーメンと言えば豚骨系が主流なのかな?

でも私はこういうあっさり系の素朴な中華そばが好きだ。

 

しかしまぁ、いこい食堂と言い、この谷岡食堂と言い、高松市街から遠く離れた場所にあるのによく賑わっているなぁ。

昔と比べて寂れたとはいえ、塩江は未だ香川県人の心を惹きつける何かがあるのか?

屋島やこの塩江、昔は栄えた観光地が寂れたのは一つは日本人が豊かになり、更に交通の便が良くなったことが原因じゃないだろうか?

昔は遠くの観光地に行くことは非常に困難だったが、全国に高速道路が網羅され、新幹線も整備され飛行機もある。数日あれば北海道や沖縄旅行なども可能な時代になった。

そうなるとどうしても地元に眼が行かなくなる。

ツーリングも同じだ、北海道だ九州だのと遠くばかりに目を向けないでもっと地元に眼を向けてもいいんじゃないか?

走ったことのない道、行ったことのない場所はまだまだある。

今日走った県道108号線や7号線みたいな道もゴマンとあるだろう。

そう考えるとなんだかワクワクしてくる!

 

ここ塩江もあの戦前の象徴的存在の「旅館花屋」の跡地にあった温泉施設「行基の湯」を今年5月に一旦閉鎖、新たな観光施設をつくる計画が進んでいる。

旅館花屋

 

花屋の跡地にあった「行基の湯」今年5月に一旦閉館

 

高松市は、塩江町で進めている塩江道の駅エリア再整備事業に伴い、温浴施設「行基の湯」を5月8日に閉館する。同事業では道の駅と温浴施設を複合した観光施設を新設するとともに、別棟で新たな医療施設を建設することになっており、2026年の開業を目指している。

行基の湯は、旧塩江町が2000年にオープン。古風な木造建築が特徴で、大浴場や露天風呂などを備え、これまで130万人超が利用している。
 市によると、観光施設は現在の行基の湯側に、香東川を挟んで立つ道の駅しおのえを移転させ、温浴施設と一体で整備する。敷地面積は約2700平方メートル。木造平屋一部鉄筋コンクリート2階建てで、延べ床面積は約2200平方メートル。
1階が道の駅で、地域産木材を柱や床などに使用する。2階となる温浴施設は広さ約650平方メートル。内湯、森林を借景とした露天風呂などを配し、国が療養泉として認める源泉のかけ流しも計画している。


新施設のイメージイラスト

 

ここで温泉に入って中華そばを食べて帰る!

また楽しみが増えた!

 

そんないい気分で先日再訪すると約束していたレッドバロンに向かう。

そこで私は衝撃の事実を聞かされたのだった!

 

                                   つづく