~ガス、ガス爆発!~⑰【憩室炎入院日誌】 | Jinkhairのバイカーへの道

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こちらは香川県坂出市にある理容室「Jinkhair(ジンクヘアー)」のブログです。店主が好きな「80年代HR&HMのアルバム紹介、ライブレポ」や「カメラ」「バイク」のことなど、日々の出来事などを気ままに書いております。

実は今日、嬉しい事があったのだ。
 
あ、最初にお断りしておきますが今日も下(しも)の話になりますので、決してお食事中には読まないで下さいね!(笑)
大腸の手術後の話になるとどうしてもこうなるんです。
でも、これから経験する人もいるかも知れんし、ちょこっとだけ書いとこう(笑)

嬉しかったこと…
それは「ガス」が出たこと!
分かりやすく言えば「オナラ」ですね(笑)
 
先日見たこともない緑色の液体を吐きまくり、自分はもう普通の人間ではなく「ミュータント」にでもなってしまったのかと恐れおののいた私であったが(ミュータントならXメンみたいな超能力が欲しいところだが…)何とか最悪の事態は切り抜けたものの、医師や看護師に再三「ガスは出たか?」と聞かれる。
水分は下に抜けたが、やはり「ガス」が出ないと「腸閉塞」状態の完全な解消にはならないらしい。
レントゲン検査でもだいぶガスが溜まっているとのこと。
そういえば頻繁に下痢しているのにも関わらず「ガス」は一回も出ていない。
このままずっと出ないとどうなってしまうのか?
まさかもう一度手術なんて事にならないだろうね!
恐ろしい妄想が膨らむ。
 
焦る私!
 
しかし焦ってみたところでどうしようもないのだ。
手足は自分の意志で自由に動かせるが、内蔵はどうあがいてもそうはいかない。
出来る事と言えば、お腹をさすったりマッサージする事くらい。
「なぁ…俺の大腸君よ、一杯切ってごめんなぁ~、まだヘソ曲げてるんか? あれは仕方なかったんや…。君も俺が生まれてからもう57年も頑張って来てくれたんやろ? これからも、もう一踏ん張りして貰えんやろか…」
そんな事を実際には口にはしないが(笑)心の中で語りかけながら下腹部を優しくマッサージするしかなかった。
 
昨日回診に来た外科の重鎮、院長のO田先生が名言を吐かれた。
「手術したらの~、その後は『三歩進んで二歩下がる』やからの~」
 
そうなのか!それじゃあ…
「一日一歩、三日で三歩、三歩進んで二歩下が」るのか
それでは三日で一歩しか進めないという、気の遠くなるようなスローペースではないか?
 
患者はすぐに良くなりたい、と思っているが焦ってみても、必要以上に心配しても仕方がない。
医師らは同じようなケースを何度も経験してきているから彼らの言葉を信じるしかないのだ。
 
そして今日、何度目かのトイレに行ったとき、何の前触れもなく…
「ブォッ!」
と来たのだ!
(ごめんねぇ~、ホントこんな話でw)
「えっ?今のは!」
そして堰を切ったように続けざまに…
「ブゥゥゥゥ~ッ!」
(再びゴメン!)
 
来たよ!
ついに来た!
ガスが出るのがこんなに嬉しいとは!(笑)
経験してない人には分からないだろうが、これで最悪の事態は脱したのだ!
私の主戦場(笑)トイレ付きの個室で本当に良かった!
 
「日にち薬」とはよく言ったものだ。
「一日一歩」確実に歩んで行く。
 
そうさ!人生はワン、ツー、パンチ!
汗かき、べそかき歩いて行くしかないんだ!
 
あ~、今日もキタね~話だったな~(笑)
まだ強烈なネタがもう1つあるんだが…(笑)
 
どうしよう?