さぁ、今日も暇なので書きますよ!(笑)
食事の方が昨日までの「低残渣食」の「5分がゆ」から「全がゆ」にステップアップするという。
いっその事、おかゆは飛ばしてもらって普通のご飯にしてくれたらいいのになぁ、と思っていたら今日の朝食は食パンだった(笑)。
しかしここ最近になって食事が始まったとは言え、2か月の入院のほとんどが点滴のみの「絶食」だったから、そらもう痩せた、痩せた。
日テレの「ザ、世界仰天ニュース」の中の「仰天チェンジ」は色んな男女のダイエットの物語を紹介するコーナーだけど、みんな若いから痩せたら凄くカッコ良くなったりキレイになってる。
でも50代後半のオッサンが痩せたらみじめなもんだよ(笑)
「シュッ!」というより「ゲッソリ!」って感じで、眼は落ちくぼみ、頬は垂れ、胸の肉は削げ落ちてみすぼらしい。
お腹が引っ込んだのはいいけど元々少々お腹が出ていた分、皮が余って横にしわが出来てなんかブヨブヨしてる。
急に痩せるとどうしてもそうなってしまうらしい。
これではレブルはおろかマグナにも乗れないかもしれないっていうんで、筋トレ始めました。
本当はあんまりお腹に力が入ることは良くないんだけど、まぁ無理のない範囲でやってます。
あと急に痩せると出る現象として「耳がおかしくなる」って知ってた?
新幹線に乗っててトンネルに入ると耳が変になることがあるよね?
あれは気圧の変化のせいで鼓膜が圧迫されて起こる現象なんだけど、それと同じような感じになってなかなか元に戻らない。
念のため病院内の耳鼻科で診てもらう。
医師によると、これは急に痩せたことにより、鼻と耳をつなぐ「管(くだ)」が正常に機能しなくなって起こる現象であり、治療法はなく、再び体形を戻すしかないという。
念のため「聴力検査」もしてもらって異常はない、とのことだったが「お年のせいですかね、高い音が聞き取り難くなってますね、でもこれは皆さんそうですから(笑)」と言われた。
「お年のせい」だけ余計だって(笑)!
また一時、右足のかかとの裏が痛くて歩けなくなった。
これも病院内の整形外科で受診したら、かかとの裏の骨のちょっと尖った所が足の裏を内から刺激してるんだろうと言う、これも湿布を張るくらいしか対処法はないと言われた。これも痩せたことが原因かもしれない。
これは幸い数日で良くなった。
あと、3日に一度くらい眼科も受診してて、「サルコイドーシス」から来る「ぶどう膜炎」の治療をしている。そのたび眼圧検査や視力検査。
で、2種類の目薬をしょっちゅう差さないといけない。
もう、全部一気に来た!って感じだな(笑)
これは今まで書かなかったのだが、隣の個室にかなりの高齢で寝たきりのようになっていたおじいさんが入っていたんだけど、どうも1週間くらい前に亡くなったらしい。
夜11時くらいかな?
俺もウトウトしてたんだけど、なんかバタバタするような気配を感じてちょっと外の様子を伺ってみたら、普段病棟や病室に入って来るはずのない親族らが数人病室を出入りしてて「寂しくなるねぇ~」なんてつぶやいてたからそう察した。
あくる日、隣のネームプレートを見たら案の定、それまで張られていた名札が剝がされていた。
そのおじいさんは前に扉が開いてた時にチラッと見た程度だったけど、「人ってこうやって死んでいくんだなぁ~」って改めて思ったよ。
俺も一時は苦しさや悔しさにふさぎ込んでいた時期もあったが、こうやって具合も良くなって退院して家に帰れる希望も持てるようになった。しかし、もう二度と病院から出られない、家に帰れない人も沢山この病院にいるはずなんだ。
そしていつの日か自分もそうなる…。
ちょっと!まだ待ってくれ!
俺はまだ死ぬわけにはいかない!
まだやりたい事、やらなくちゃいけないことが一杯あるんだ!
2か月の入院で俺自身も店も大きなダメージを受けた、妻も二人のスタッフも大変な思いをした2か月だっただろう。
まだ、完全に治った訳じゃないけど、苦しかった分、これからの人生本当に無駄にせず生きていかなくちゃ!。
それを教えてくれた隣の「K崎さん」
あなたの事は何にも知らないけど、この気持ちだけは忘れないようにします。
さて、次はどんなブログの内容になるか?
誇らしげにレブルに乗った姿をお届けできるのか、はたまたぶり返して失意のどん底であえいでいるのか?(笑)
乞うご期待!