~趣味の行く末~⑩「GNカスタム日誌」 | Jinkhairのバイカーへの道

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こちらは香川県坂出市にある理容室「Jinkhair(ジンクヘアー)」のブログです。店主が好きな「80年代HR&HMのアルバム紹介、ライブレポ」や「カメラ」「バイク」のことなど、日々の出来事などを気ままに書いております。

さて、前回までに「トンネル殺し(補助ライト)」「スイッチボックスの交換」そして「バッ直問題」の解決の糸口を見つけた私。

今回は配線の仕上げと、各部調整、清掃、そしてタンク、シート、サイドボックスを戻して今回の一連のカスタムの完全終了を目指す。

まずはスイッチ側のプラス(青)とヘッドライトのプラス(黄赤)の連結。

 

 
「あか吉さん」に習って110平型端子を切って圧着端子代わりにする。
 
接続完了。
後はこの薄茶のコード。
これをどこかに繋げば補助ライトのスイッチが光ってオン、オフを示してくれる仕組みになっているはずなのだが…
 
改めてスイッチの配線図を見てみると、ブラウンはマイナスに接続せよとの事。
 
コードを延長してフレームなどに触れさせてみるも反応なし。
 
じゃあ、バッテリーのマイナスに接続すれば間違いなかろうと試してみる。
 
おぉ!点いた!点いた! スイッチを入れたらスイッチの中のLEDが赤く灯っている!
これですべて成功だ!
 
それにしても他のブロガーさんから指摘を受けて改めて見直してみると「電工ペンチ」の使い方が完全に間違っていた(笑)
書いて説明しづらいが、使う穴というか溝を間違えていたので、しっかりとしたカシメができていなくて力いっぱい締めたつもりがすっぽ抜けていたのである。
 
これですべての配線が終了した!
 
後は各部の調整、清掃、そしてタンクやシートを戻すだけだ。
 
しかし、なんでバイクをいじろうなんて考えるのかな?
普通に考えたら、バイク屋に頼んだら間違いないだろうに。
他の人のブログやYouTube等を見てもバイクのカスタムや修理、レストアなどの投稿は多く、皆さんの研究熱心さには感服させられる。

一つはバイク屋に頼むより自分でやった方が節約になる。
また、持っていくのが面倒、億劫だという人もいるだろう。
私の場合もバイク屋に頼むときは一旦預けて代車のスクーターで帰って、出来たらまたスクーターで取りに行くんだけど、このスクーターに乗るのがちょっと怖くてあんまり乗りたくない(笑)
また、これくらいのことを頼むのもなんか悪い。っていう理由もあるかな?今バイク屋さんは結構忙しいらしいから(笑)
 
一番大きいのはやっぱり「自己満足」?。
「愛車のカスタムを自分でやり遂げた!」という満足感は結構大きい。
こうなるとこれも完全に趣味の範疇になってくるよね。
必要に迫られて、というのとは違ってくる。
4輪はさすがにハードルが高そうに思えるけど、バイクなら4輪より小さいし、構造も単純だから何とかできそうな気になっちゃうってこともあるのかも知れない。
 
でも、こういうことをプロの人はどう見てるんだろう?
私はカットのプロだから、反対の立場で考えてみると…
仮にどなたかが、ご自分、もしくはご主人やお子さんの髪を切るのにその方法やコツなどを訊いてきてとしたら?
そりゃ、訊かれたら答えるけどあんまりわからないんだったら「(お店に)カットしに行けば?」ってちょっと冷淡に思っちゃうかも?(笑)
だって部分的に「前髪はこうやったら失敗しにくいですよ」とか
「襟足はこうすれば自然になりますよ」などのアドバイスはできるかもしれないが、やはりカットの基本やテクニック、器具の使い方等を習得してない素人さんには無理な話で、それでできるなら我々の存在意義がなくなっちゃう。
「カット展開図」これを理解せずに髪を切ってはいけないとは言わないが…
 
その人がただ単に「散髪代を節約したい」というのではなく、それが「趣味だ」というなら話はまた違ってくる。
 
バイクいじりは完全な「趣味」だから皆さん熱心に研究、勉強して果ては「溶接」や「塗装」「エンジン分解」までスキルを上げていってしまわれるのだな(笑)
 
確かに「そんなことができたらいいよな~」って思うことはある。
でもそれらをやろうとすると、当然また道具、器具、時間、お金、そしてさらなる研究や労力を必要とする。
 
しかし時として「趣味」はそれらを簡単に超越してしまう力を持つ。
 
ただ…
「飽きたら終わり」
 
だって「趣味」だもん(笑)
 
私はどこに行こうとしているのか?
数年後、エンジンばらして、フレーム溶接して、タンクを塗装しているかもしれない(笑)
もしくは今くらいをキープ?
もしかしてバイクそのものに乗ってないかも?
 
これからが楽しみだ(笑)