さて、前回「バッ直」ながら「トンネル殺し(補助ライト)」の装着に成功して気をよくしている私(笑)
次はGNカスタムの師匠「あか吉ザウルス」さんの動画を参考に「スイッチボックスの交換」にチャレンジすることにした。
何故スイッチボックスを交換するのかというと…
GN125hのウインカーはコストダウンのためか、現在多くのバイクに採用されている「プッシュキャンセル式」ではなく左右にスライドさせたレバーを真ん中に戻す古い方式のままである。
これはこれで慣れたら力を入れずに操作できるので悪くはないのだが、時々ウインカーを消そうとして真ん中を通り過ごして反対側にウインカーを出してしまうということが起こる。
また「ウインカーを消し忘れたかな?」と思ったとき、プッシュキャンセル式ならとにかくレバーを押してやればウインカーは消せるがスライド式ではそうはいかないし、マグナとも統一させておきたいところだ。
で、このスイッチボックスを「プッシュキャンセル」できるものと交換できることを「あか吉ザウルスさん」の動画で知り、前々からチャレンジしようと少しづつ部品を集めていたのだ。
この「あか吉ザウルスさん」本業は何か知らないが、整備技術と知識はなかなかのモノで、数台所有するバイクや車の色々なカスタムを自ら説明しながら見せてくれるので非常に分かりやすく、ド素人の私でも「なんか出来そう!」って思わせてくれる(笑)
今回のカスタムはスイッチボックスの配線を切ったり繋いだりする作業が多いが、あか吉さんの動画の通りにやるだけなので大丈夫だろう。
必要な部品はメインのスイッチボックス。
あか吉さんと同じものを用意すればよかったのだが、コメント欄にどなたかが加工のいらない別のスイッチボックスを紹介されていたのでそちらを購入した(あか吉さんは加工の必要なモノを使っていた)。
またGNのスイッチボックスはクラッチレバーとミラーのホルダーも兼ねていたためスイッチボックスとは別にホルダーを用意せねばならなかったのだが、運悪く純正品が品切れで、ちょっと怪しいながら社外品を購入した。
(写真は配線加工後のスイッチボックス)
さぁ!いよいよ作業に取り掛かる!
シートとタンクが外れている今やらなくちゃ、絶対先に延ばしてしまいそうだから!(笑)
まずは純性のスイッチボックスを取り外す、と同時にクラッチレバーを外すことになるのでケーブルを外す。
まずは購入したスイッチボックスの配線の加工。
そのままポン付けはできないのでまずはカプラーを外し配線を加工する。
スイッチボックスにはカプラーにご覧のようにオスの平型端子がついている。
新たに110の平型のメス端子をカシメてゆく。
純正のスイッチボックスを外し交換する。クラッチの方は後で。
この新しくカシメたメスの端子を純正のカプラーを流用して入れ替えるのだが…
この純正のカプラーに刺さったメス端子がなかなか抜けない!
引っ張っただけではダメ!中で引っかかっているようだ。外し方を調べる。
フムフム…精密ドライバーの先を下に突っ込みながら抜けと?
抜けた!そうなりゃこっちのものだ!(笑)
純正のカプラーに新しいメス端子を差し込んで…
車体側のカプラーに接続する。
ヘッドライト電源の方も忘れずに…
さぁ!どうだ?
よし!成功!
ウインカーも点灯しちゃんとプッシュキャンセルできている!
ハザードも、ホーンも、パッシングも、ヘッドライトのハイ&ローもすべて正常に機能している!
大成功である!
次はクラッチレバーとケーブル。
このケーブルの先の「タイコ」と呼ばれるケーブルエンドがなかなかはまらない。
なんとかこじ入れたが、今度はクラッチケーブルの調整が必要なようだ。
というのは、スイッチボックスの幅の分、クラッチの取り付け位置が内側にズレているので、ケーブルもその分緩くなっているからだ。
これでタンクとシートを戻して終了!
でもいいのだが、やはり少し引っかかることがある…
それは…
ズバリ「バッ直」問題!(笑)
次回難解な?配線図を読み解き「キーオン連動」に挑戦する!(笑)