【へっツー日誌】③「UFOライン(いの町道 瓶ケ森線)」~道後温泉とオレンジビール~ | Jinkhairのバイカーへの道

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こちらは香川県坂出市にある理容室「Jinkhair(ジンクヘアー)」のブログです。店主が好きな「80年代HR&HMのアルバム紹介、ライブレポ」や「カメラ」「バイク」のことなど、日々の出来事などを気ままに書いております。

前回の続きです

今治名物「焼豚玉子飯」で腹いっぱいになったお腹をさすりながら、今度は「来島海峡大橋」を望むため「糸山公園」にある「来島海峡展望館」に向かった私。

 

「しまなみ海道」は、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ全長約60kmの自動車専用道路で、瀬戸内海に浮かぶ芸予諸島の島々を橋で結び、原動機付き自転車道及び自転車・歩行者専用の道路が整備されていて、眼下に多島美を眺めながらサイクリングも楽しめる。

 

とある。

本州と四国を結ぶ「瀬戸大橋」「明石海峡大橋」&「大鳴門橋」と違うのはただ向こう側に渡るという目的より観光的な要素が強いのかもしれない。

「来島海峡展望館」前から望む「来島海峡大橋」

この橋から「しまなみ海道」が広島尾道まで続いている。

いつかこの橋を渡って「しまなみ海道ツーリング」をしてみたいものだ。

 

さ、これから高縄半島をぐるっと回って松山を目指す。

地図を見る限りでは海岸線を気持ちよく走れそうに見えるが、実際はそんな道は案外少なかった(笑)

 

いよいよ松山市に入る。

松山市は人口約51万人を誇る四国最大の都市である。

その中で最も有名なのはなんといっても「道後温泉」であろう。

その道後温泉の中でも「道後温泉本館」は重要文化財であり道後温泉を象徴する建築物なのである。

 

本館正面(HPより)

 

しかし現在は成31年1月15日(火)から始まった営業しながらの保存修理工事中で全体が足場で覆われており、正面ではなく反対側が入り口になっている。

現在の様子。

風情も何もない…

今日の宿はこの本館のすぐ隣のホテル。本館との間の坂道を下って右の立体駐車場の方に入るように誘導されるも…

「もうちょっと、こっちに、いや!もう少しこっちに寄せて下さい」

あのねぇ~、兄ちゃん!あんたバイク乗ったことないやろ?

バイクはな、そんな自転車みたいにホイホイと方向変えれるもんじゃないんやで!

大汗かいたわ!

で、無事到着!

とりあえず荷ほどきして、と…

早速道後温泉本館にGO!

並んでる…

 

整理券をもらい約一時間後に来てください、とのこと。

その前に我慢できずに…

 

この「道後麦酒館」でオリジナル地ビールを頂く。

特に気に入ったのが一番右の「オレンジエール」まさに愛媛ならではのオレンジテイストビアなのだが、それほどミカンの味が前面に出ているわけではなく「ス~ッ」と喉を通ってゆく爽やかな快感が何とも言えない。
気になった方はこちら
私はバイクなので買って帰れないので、後にオンラインショップで購入しました。
時間まで付近を散策。
 
飛鳥乃温泉
飛鳥乃湯泉の前にあるアート作品?
風情のある道後温泉商店街
ん?あれは?
ぬおぉ!誘惑が!いかんいかん!(笑)
歓楽街の猫
歓楽街に囲まれた古民家
 
時間になったので本館へ
(HPより)
現在は工事中でほとんどの施設が利用できない。
(HPより)
利用できるのはこの「霊の湯」のみ、思ったより狭いが歴史は感じられる。
 
本来なら…
神の湯(HPより)
神の湯 二階席(HPより)
神の湯 階下(HPより)
霊の湯 三階個室(HPより)
坊っちゃんの間
又新殿(HPより)
このような歴史を感じさせる風情のある施設が利用できたのだが…
 
残念だが、また完成したときに再訪しようと思う。
 
コロナ対策で入浴人数を制限しているのだろう、4、5人ずつの入浴。
中には石鹸類は何もないとのことなので、使い切りの石鹸とシャンプーをそれぞれ50円で買う、それを入れても総額520円。
 
本当に風呂を楽しむなら「飛鳥乃温泉」「椿の湯」が良かったのだろうが、元来風呂に長くはいる質でもないしやはり一度は本館に入っておかないとな。
 
30分も居なかったと思うが本館を出て、さっきの「麦酒館」を再訪する。
今度はテイクアウトではなくカウンターに腰を落ち着ける。
親鳥ポン酢を肴にまたオレンジエールを大ジョッキでやる。
それにしても厳重なコロナ対策に感心する。検温して入店、カウンターも周りは三方アクリル板に囲まれ、注文時にはマスク着用。
せっかく再開できて観光客が戻りつつある段階で絶対クラスターを発生させないという意思が見て取れる。
落ち着かないが…。
 
そこを出てさっき見つけた良さそうな店に入ってみる。
この隠れ家的な雰囲気が何とも言えない。
 
私が入る前にドヤドヤとお客4、5人が帰って行った。
スーツ姿だったから観光客ではなく常連客なんだろう。
そして客は私一人…
恐る恐る入店すると靴を脱いで上がるシステムだと言うのでそれに従ってカウンターに座る。
 
メニューはおでんと中華そば。
まず、いも焼酎のロックとおでんを数品いただく。
うん、うまい!
(グーグルより)この屋根の部分はおじいさん、おばあさんの時代から屋台をやっていてその時の屋台をそのまま流用しているのだそう!
(グーグルより)店主が一人で切り盛りされている。
 
店主と色々世間話をしながら杯を重ねる。
聞くと先の蔓延防止法の最中は観光客を一切入れず、常連客だけで営業されていたらしい。
なかなか難しい営業を強いられていたと察する。
 
そして締めの中華そば!
私は豚骨などのこってりしたラーメンよりこういう中華そば系のラーメンの方が好きなのだ。
中華そばの写真は撮り忘れたので「食べログ」よりお借りしました。
 
この中華そばが、なんとも癖になる味で本当においしくてスープも全部飲み干してしまった!
本当は高血圧のため飲まない方がいいのだが(笑)
おじいさん、おばあさんの時代から守って来た味だという。
後でグーグルで改めて見てみると低評価が多くてびっくり!
接客が悪いとか、中華そばの味が薄いとか、まぁボロクソ!
確かにちょっと癖のあるマスターだったけど…
まぁどうしても人間だから気分にむらがあったり、忙しすぎたりするとどうしてもね…
そういうこともあると思う。
でも中華そばは本当に美味しいと思うけどなぁ~。
ま、評価は人それぞれだから…。
 
私や私の店も悪く書かれないように気を付けなくちゃ(笑)
コロナがなかったらまだどこかで飲みたかったがこれ以上は自制。
明日もなるべく早く出発したいし、二日酔いは避けねばならん。
 
というわけで道後の夜はこれにて終了!
明日、いよいよ「UFOライン」にアタックする!
 
                         つづく