前にもどこかで書きましたが、僕は高校を卒業後18年間大阪で理容師の仕事をしていました。
18年もいたわけですから、いろんな思い出も多く、馴染みの店も数多くありました。
香川に帰ってきた当初は大阪に遊びに行くと、かつての馴染みのお店を訪問するのが楽しみの一つでもあったんですが、世の中の移り変わりは早く、そういったお店がどんどん無くなっていく寂しさを訪ねるたびに感じておりました。
そこで、まだ今でも当時の味、思い出を残すお店を再訪し、ブログに残そうと考えたわけです。
その記念すべき第一弾はこちら。
「焼売太楼」の「中華ランチ」
大阪のROYAL21時代、ウメチカ店で勤務していた頃、同じ地下街にお店があって、よくお昼に食べに行ってて慣れ親しんだ味。
大阪に行ったときは懐かしくてたまに立ち寄ったりしていたのですが、前回訪れた時には既に閉店してて全く別の店になってしまっていました。
そう言えば泉の広場からL字に曲がった通りの両側は角のリーガルと古潭ラーメン以外はすべて変わってしまったなぁ~
「心斎橋ミツヤのしゃぶしゃぶ」も「KYK」も「くし活」も「カンテグランデ」も「カプリチョーザ」も隣の喫茶店も売店も、名前は忘れたけどあと他の店も全部なくなっちゃった・・・・。
この中央のお店がかつて「焼売太楼」があった場所
そしてこれがかつてのたたずまい・・・
あの頃は20代後半、色々あったけどヤッパリ楽しかったんだな、言わば青春時代?(笑)
ちなみにL字の一番奥にあったうちの店「ROYAL21ウメチカ店」はその後漫画書店になりましたが、それ以来変わってないからもう25年くらい営業してるんじゃないかな?ここら辺ではかなりの長寿店と言えます。
というわけで、思い出の味を求めて今日は「焼売太楼」の桜橋の本店にやって参りました。
宿泊していた日本橋から地下鉄を乗り継ぎ、高級店ひしめくヒルトンプラザウエストを抜けてたどり着いたのはお世辞にも綺麗と言いかねる古ぼけた中華料理店。
時間は正午12時キッカリ、お盆休みも終わったと見えてお昼休みのビジネスマンらが続々とお店に入ってゆく。
僕も遅れまいと入店。店の中は「せっ、狭い!」
キャリーバックを引きずった俺は場違いか?
しかし、店は違えど俺だってここのベテラン、荷物を隅に置きカウンターに何とか着席すると、迷うことなく「中華ランチ!」と注文。
待つこと数分、運ばれて来たのがこれ。
待ってました!久しぶり~♪
太めのフライ麺にご飯、焼豚、そしてこの店の名物の大ぶりの焼売が二個!
これがひとつの皿に乗っかって出てきます。
フライ麺のあんがご飯に混ざるとべちょべちょになるので混ざらないように食べるのがコツ、混ざっても美味しいんですけどね(笑)
麺は太めで時間が経ってもあんでふにゃふにゃにならず歯応えを保ったままで香ばしい。
そしてなんと言ってもこの焼売の美味しいこと!柔らくて肉が一杯詰まっててスーパーで売ってる焼売とは全く違います!
別皿でタレとからしでいただきます。
それにしてもこの「中華ランチ」こんなにボリュームあったっけ?
食べきれるかな?
昔はおかずを半分とっといてご飯お代わりしてたのに(^_^;)
まぁ昔は出来なかったビールと一緒に食べたしねっ、てことで「思い出味紀行PART1」を終わります(笑)