THE IRON MAIDENS 大阪公演/梅田クラブクアトロ | Jinkhairのバイカーへの道

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こちらは香川県坂出市にある理容室「Jinkhair(ジンクヘアー)」のブログです。店主が好きな「80年代HR&HMのアルバム紹介、ライブレポ」や「カメラ」「バイク」のことなど、日々の出来事などを気ままに書いております。

20日遅れのライブレポです(;^ω^)

先月5月20日「メタル姉御」ことヘヴィー康江さんに最高の番号のチケットを譲っていただいたのにも関わらず、ちょっとしたトラブルのせいで会場入りが遅れ、最後列で見る羽目になったソナタアークティカのライブ。


それでも楽しんではきたものの、ライブレポも書く気にもなれず、当日ライブハウスからもらったチラシをなんとなく眺めていたら・・・・・・!




なんじゃこれは!?








バンド名は「THE IRON MAIDENS」2001年、アメリカで女性だけで結成されたIRON MAIDENのトリビュートバンドだという。


アイアンメイデンは言わずと知れたイギリスのNWOBHMの時代から現在に至るまでHR、HMを代表する大御所バンドであり、僕の最も好きなバンドの一つでもあります。


本家のアイアンメイデンはあの東北大震災が起きた時ちょうど来日していて、さいたまスーパーアリーナで公演を行うはずだったのですが、震災を受けて急遽帰国。それ以来来日していません。




本家が来ないのであればこれでも観て我慢しようか(笑)


しかし、この「THE IRON MAIDENS」このビジュアルから色物っぽい雰囲気ありありなのですが、演奏はかなり本格的ときいて、youyubeで見てみるとかなりのハイレベル!


これはビジュアルだけでなく演奏にも期待できそう!





当日、前回の轍を踏まぬよう早めに会場入りして、整理番号順に待つ。


整理番号は60番。単純に考えると僕の前に59人いることになるのだが、その全員が来るわけではない。よって運が良ければ最前列も狙える番号だといえる。





時間通り6時に開場が始まった!


慌てず、速やかに、ステージ前を目指す。あんまりバタバタするのもええ歳してカッコ悪いからね(笑)


思った通りセンターは抑えられていたが、左ががら空き!


難なく最前列をゲット!










こういうライブハウスで最前列は本当にアーティストに近い。それに今回はビジュアルも楽しめる(笑)バンドとあって期待が膨らむ。





しかし、最前列を確保したといってもライブハウスはこれからが長い・・・!


開演まで一時間、この場を動かずに確保しないといけない。


後ろの2列目に前に来たそうにしてるオッサン(俺より若かったらゴメン(笑))がいたので「ここに入れば」と、最前に入れてやる。


そう!貸しを作って自分がトイレに行っている間場所を確保してもらう計算なのだ(笑)





そうやって無事最前列で開演を迎えることができた(笑)





いよいよメンバーの登場!





待ちに待ったパツ金巨乳軍団との対面である!







あれ!? ボーカルのネーチャンがかなりサイズアップしてはる(笑)(;´∀`)












まぁそれはいいけど(笑)今日はどんなステージを見せてくれるのか。


一発目何を持ってくるのか?







『Powerslave』より 「Aces High」 !キタ━(゚∀゚)━!



事前にyoutubeでチェックしてたんで舐めてはなかったけど、演奏はかなり本格的だ!





サイズアップしてたボーカリストのキルスティン・ローゼンバーグ(ステージネーム:ブルース・チッキンソン)も女性ながら迫力満点!全く違和感を感じさせないどころか、本家のブルース・デッキンソンより高音が伸びるので(当たり前だど(笑))こっちのほうが聴き易い(笑)


ツインギターの二人、コートニー・コックス(ステージネーム:エイドリアナ・スミス)が右、ニッキー・ストリングフィールド(ステージネーム:ディヴィーナ・マレー)が僕の目の前の左に陣取る。


ベースのワンダ・オルティズ(ステージネーム:ステフ・ハリス)欧米人にしてはメチャ小柄!たぶん150センチくらい?でも本家スティーブ・ハリスほどのバキバキ感には及ばないもののなかなかの迫力あるプレイを見せてくれます。(もっとも最近はスティーブ・ハリスもあまりバキバキベースを弾かないみたいですが・・・)


ドラムのリンダ・マクドナルド(アイアン・メイデンズでのステージネーム:ニッキ―・マクブレイン)

彼女がこのバンドのリーダー的存在らしくテクニックも折り紙付き。





しかし、しかしだ、僕の目の前でプレイを繰り広げているニール・マーレイ役のニッキー・ストリングフィールドの美しいこと!







ね!メッチャかわいいでしょ(*´ω`*)


彼女が目の前で髪の毛をなびかせながらプレイする姿は神々しいほど美しくて見とれてしまった…(笑)




今回のライブもスマホで撮影し放題!いつもならそれほど撮影に執着しない僕も今回は撮影隊に変身(笑)


こんなことならビデオカメラ持ってくりゃよかった(笑)


さすがにそれは怒られるか(笑)










これが今回のセットリスト。


『The Number Of The Beast』『Piece Of Mind』『Powerslave』等から中心のメイデンファン納得の選曲である。


考えてみると本家だと逆にこうはいかない。


ニューアルバムを売らないといけないから古い曲ばっかり演るわけにもいかない。トリビュートバンドだからこそできるファンが喜ぶ選曲なのかもしれない。


「Flight Of Icarus 」


「Revelations」


「22 Acacia Avenue 」


「The Trooper 」


「The Number Of The Beast」


「Wasted Years」


「Phantom Of The Opera 」





とメイデンの名曲、佳曲がずらり!


これでファンが喜ばないはずはないだろう!


もちろん本物ではない、しかしビジュアルに、ルックスに、演奏に、オーディエンスは十分に満足してエキサイトすることができる。


そして何よりサービス精神満点!


時折色々な扮装をしたエディが乱入して来てオーディエンスを楽しませてくれる。


当初は来ようかどうしょうか迷ったけど、来てよかった!


と同時に彼女らのファンになったゾ!(笑)




ライブのどのへんだか忘れたが、演奏がひと段落した後、目の前にいるニッキー・ストリングフィールドがピックを投げるしぐさをするではないか!





ドクン!




そうなのだ実は密かにこの瞬間を待っていたのだ!


前に行ったEUROPEのライブの際では、目の前にいたベーシストの投げたピックが僕の額に当たって足元に落ちるというこれ以上ない千載一遇の大チャンスを迎えながら、老眼のせいで隣の男にかっさわられてしまうという大失態をやらかしてしまったのである。


EUROPEライブ





僕はピックの収集家ではない、収集家どころか人生で(大げさ?)一度もこれらの戦利品をゲットしたことがないのだ。


前回のEUROPEの時は悔しかったけど、はっきり言って特に思い入れのあるプレーヤーでもなかったし、取ったからってそう大喜びするもんじゃなかったと思う。





しかし今回は違う!


この美しきギタリスト、ニッキー・ストリングフィールドのピックは何としても欲しい!(笑)





そのニッキーがこっちの方へ向かってピックを投げた!















ジャストのストライクコースだ!


しかし当然左右から手が伸びる、しかし負けじと伸ばした手に当たって下に落ちた!


すぐさまかがみこんで床を探す!


今日はコンタクトじゃない!


遠近両用の眼鏡なのじゃ~!!!(笑)





つ、ついにこの時がやってきたのだ~!







ゲーーーッッッットォォォォォッッッ!!!o(^▽^)o





これはうれしぃ~っ!!









ディアドロップのカワイイピックでした♪


裏に彼女のサインが印刷してあります。


「あぁ、これで弾いてたんや~(*´ω`*)」




さて、喜びをかみしめながらライブはいよいよ佳境に!


アンコールの一発目は『The Number Of The Beast』より名曲「Hallowed Be Thy Name」


これは僕がHR、HMに出会って初めて演奏だけでこんなにエキサイトする曲に出会ったという思い入れの強い曲です、それがトリビュートバンドとはいえ生で聴けるとは!





続いてこれも名曲「Run To The Hills」


皆で大合唱!




いや~!楽しかったなぁ~!


来てよかった!


また来ないかな?


本家ももちろんみたいけど、彼女らにもまた逢いたいな(笑)










ありがとう!また来てね!