ペルーの旅に来ています。


きっかけは昨年出雲の神在祭のガイドを頂いた大村真吾さんにお誘いいただいたこと。

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大村さんとの旅

http://www.kamiyasohei.jp/2017/12/04/9209/



マチュピチュの遺跡を訪問し、

アンデスの古代史を体感したくて、

思いきってきました。


ちょくちょく海外にはいきますが、

ほとんど私が研修を企画し、

コーディネーターとしていきます。


今回のように人の企画に参加するのは、2年前の赤塚高仁さんのイスラエルツアー以来です。


赤塚さんとの旅

http://www.kamiyasohei.jp/2016/09/26/8150/


したがって行き先や内容は丸投げで、行くだけなんですが、、、


偶然にも

ガイドの方がシャーマンで

アンデスの古代信仰や精神世界の話を教えてくださり、聖地訪問もできました。

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そして、聞いた信仰の内容が、

先月、台湾の阿里山で訪問した

ツォウ族の信仰に酷似していて

衝撃を受けています。   


台湾の旅

http://www.kamiyasohei.jp/2018/04/09/9333/


アンデスの原始信仰では


天の世界と神   象徴はコンドル

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人間世界と神   象徴はピューマやジャガー

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大地の世界と神 象徴はヘビ


の3つの世界を捉えていて、


万物に神が宿ると考え、太陽信仰です。

また、信仰の対象が磐座だったりもします。



高天原ー葦原中国ー黄泉の国


を基本に考える日本の神話と

アンデスの神話の中には

共通する話がいくつもあります。


こんな話が聞けると思って来てなかった。


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さらにリマで天野博物館を

訪問し館長の阪根博さんの話を聞くこともできました。


阪根さんのお話も衝撃で、


5000年前のピラミッドがたくさん見つかっていること

1000年も前に普通の庶民が凄い織物を作っていたこと

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アンデスでも縄文式土器が見つかっていること

ペルーでもある地域では100%子供に蒙古斑がでること


などを学びました。


さらにインカ帝国滅亡のストーリーを

1945年の天皇陛下の玉音放送に

例えて説明頂いたことには舌を巻きました。


2000万人の国が168人に亡ぼされた理由が一発で腑に落ちました。


インカ皇帝=天皇陛下


と理解すれば、

その一声で帝国軍が争いを辞めたことも、日本人になら理解できますよね。



阪根博さんのお話は最高でした。



そして、阪根さんが

ペルーにいるのは祖父の

天野芳太郎さんの作った博物館

を運営するためです。


天野芳太郎

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E9%87%8E%E8%8A%B3%E5%A4%AA%E9%83%8E

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天野さんのことは初めて知りましたが、壮絶な人生を送られたですね。


そして、天野さんと交流のあった人物に東京大学の泉靖一さんの名前が出てきます。


この泉さんを私がしったのは、

二月の龍馬プロジェクトの研修です。


https://www.ryouma-project.com/1775/


講師の下川正晴さんから


泉靖一さんと二日市保養所の話ききました。

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泉靖一さんは

引き揚げ時にレイプされ身籠った女性の医療ケアの施設をひっそり作られていたんです。


この話は来週あたりにCGS

配信する予定だったんですが、


その泉さんにアンデスの興味を

持たせたのが、天野さんで、


私はそのお孫さんの阪根さんに

魂を揺さぶられるような話を聞けました。


そして、その阪根さんは

イスラエルに私を連れて行ってくださった赤塚高仁さんのお友達で、


私はその赤塚さんの

あとを継いで伊勢の神宮の

月次祭に合わせた研修を主催しています。


https://xn--eckaubhp5c.com/tour/570/



とりとめのない文章になりましたが、


日本の古代史に興味を持ち、

世界を回っていたら

いろんなものが繋がっていくのです。


一生に一度のつもりで来てましたが

またペルーに来るような予感がしています。