あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
メルマガやSNS、動画の配信に追われて、
ホームページはほとんど更新できていませんが、一年の抱負だけは毎年書いています。
活動が行き詰まった時に、ここに立ちかえると、
物事の優先順位が明確になるので、私自身も何度も読み返します。
昨年はこんな内容で書いていました。
http://www.kamiyasohei.jp/2023/01/02/10524/
昨年と大きく変わるところはありませんが、
今年も想いをまとめてみます。
【組織をつくり、人を育てる】
参政党は2022年に国政政党になりましたが、
その運営に他党の経験者はほとんど入っていません。
素人を集めてチームづくりをしています。
それは情報漏洩を防ぐためと、
票やお金を一番に求めない新しい政党文化を作りたかったからです。
現状の本部スタッフは約40名です。
経験不足で、昨年は私を含めていろんなミスもあり、失敗の中からたくさんのことを学びました。
年明けにはまた何人かスタッフを加えて、より強い体制構築に努めます。
全国の支部の数は274になりました。
各支部に3名の役員。各県に51名の県連支部長。全国を10ブロックに分けて、10名のブロック長を配置しています。
数万人の党員を約580名の役員でまとめ、
意見集約してもらっているわけです。
そして地方議員はこの一年で約140名に増えました。
昨年の運営方針の衝突などにより、年明けに
10〜20名ほどの離党がありそうですが、
それを見越しても100名以上の地方議員の存在は大きな力です。
さらに、次の衆議院議員選挙にむけて、
100名近い国政改革委員が全国で活動してくださっています。
地方議員と合わせて240名、参政党の理念や政策を発信してくれる人がいます。
参政党の主要な主張はほとんどマスメディアには取り上げられません。
ですから、話し手を増やして各地でコツコツ声を広げていくしかありません。
私の役割は、
この40名の党スタッフ、580人の党員のリーダー、240名の政治家のチームをうまく組織化し、
計画をつくって、予算を配分し、議員を増やして、党員の想いを国益にかなうように形にすることです。
繰り返しになりますが、参政党の運営は素人が手探りでつくっています。
だから、組織を作り、役割を分担してもらい、
それぞれの役割の中で責任を持って活動し、
経験値を積んでもらうことが最重要な仕事です。
そうして参政党の文化をつくらねばなりません。
スタッフにはマネージメント力、
党員の役員さんにはリーダーシップ、
議員の皆さんには、議会での立ち回りや政策力、演説力などを高めてもらいたいです。
人材を集めて組織を作り、
1人1人の経験値と能力を高めてもらう、
これが私が今年一番やらなければならないことです。
これをやりきらねば、参議院議員選挙から訴えているように、私がいなくなったら党が崩れる状況になります。
金太郎飴のように切っても切っても次の人材が出てくる状態を早く作りたいと思います。
【思いや世界観を伝える】
参政党の主要な政策は
1.教育と人づくり
2.食と健康、環境保全
3.国まもり
です。
それぞれに政策提案はありますが、
国会議員1人ではなかなか形にできません。
ですから、昨年末に街頭で訴えたのは、
政府の政策で反対したいものベスト5です。
それは以下の5つです。
5位 大阪万博
4位 太陽光・風力発電 電気自動車
3位 ワクチン接種 とくにレプリコンワクチン
2位 パンデミック条約、緊急事態条項
1位 増税
内容を見て、えっ!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、他の党が進めるものになぜ参政党が反対するかを聞いてもらえたら、我々の理念や政策の背景や世界観がより伝わると考えています。
【存在感ある国政政党に】
組織をつくり、チームで政策や世界観を伝えながら、今年は衆議院議員選挙で勝たねばなりません。
なかなか小選挙区では勝てないので、
比例ブロックで候補者を通していく計画です。
関東、東海、近畿、九州といった地域で
4〜8議席を狙って100名もの国政改革委員の皆さん中心に頑張っています。
国会議員を5人揃えねば、まともな政党として
マスメディアの討論にも呼んでもらえません。
ネットと草の根運動だけでは、参政党の広がりのスピードは上がらず、のんびりしていると数年後には参政党は消滅してしまいます。
選挙で勝ち、存在感を高めて、
我々の警鐘や提案を国民に伝える。
これが大切だと考えています。
【攻撃や危機に備える】
参政党は昨年の秋からネットでかなり叩かれました。もちろん我々にも落ち度があるわけで、そこは改善していきますが、便乗した批判のための批判が明らかにあります。
こうした攻撃は参議院議員選挙の時から不定期あるわけですが、だんだんその勢いが強くなり、組織的になってきました。
まだ、ネットですからいいですが、
そろそろマスメディアからも叩かれそうな気がしてきました。
失言や冤罪、お金のトラブルにも気をつけねばなりません。これも選挙の時から想定して皆さんに伝えていたことですが、益々気をつけていかねばなりません。
また、個人的には食料危機やエネルギー不足を心配しています。食料は備蓄していますが、エネルギーに関してはいろいろ思案中です。
食糧確保は自治体レベルならできることがあるので、参政党の地方議員さんにはよいモデルをつくってもらいたいと考えています。
今年の大切なテーマは、国も参政党も個人も
危機に備えるということではないかと思います。
よく危機感を煽るなと注意も受けますが、
私は歴史や個人の様々な失敗から絶えず危機感をわすれないようにしています。
【まとめ】
まとめると、チームをつくって人材育成をし、
広く国民にメッセージを伝え、意識改革を促して国民運動に繋げる。
そしてそれは発展に繋げるためというよりも、危機に備えて守りを固めるための活動になるというイメージです。
今年も来年も世界には大きな変化があり、
我々は困難に直面するでしょう。
だから、それを乗り越え、将来的な日本の再建を考えていきたいです。あきらめたらそこで終わりですから。