デンマーク→スウェーデン→ノルウェーと周り、フィンランドをとばしてオランダにやって来ました。

オランダでは、来年の海外視察の下見がメインです。

初日は夜に着いたので、まずホテルに荷物を置いて、夕食を食べに繁華街へ。
中華を食べたあとは、アムステルダム名物のコーヒショップや飾り窓のあるゾーンを少し歩きました。

17年前の大学時代はドキドキして歩いてましたが、さすがに経験値が増えて、あまり目新しさを感じませんでした。
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ハロウィンで人が溢れていたので、またまた世界の美女シリーズ写真をお願いしましたf^_^;

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2日目の朝は、外資系の会社を辞めてオランダに移住されている松崎さんと意見交換。
オランダの現状や今後の見通しをお聞きしました。
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今のメイン事業の一つは自転車屋さんで、新たな出店を準備されています。

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*写真はイメージです
午後は少し時間があったので、アムステルダムの運河クルーズを楽しみました。
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さらにせっかくアムステルダムに来たのでゴッホ美術館も外せません。

2000円の入場料を払って人が溢れるほど観覧者が来てました。芸術の力は凄い。

ゴッホの浮世絵模写を生でみて感動でした。
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夕方にはマイクロソフトを辞めて、起業され、オランダに移住された中村さんにインタビューしました。

今はオランダ人のスタートアップ支援やアプリ開発をされています。

最初に出た話は、オランダの若者が純粋で真っ直ぐだという話でした。
オランダもデンマークと同じく、労働時間が短いので、親が子供の教育を学校と一緒にやっているのが子供の健全育成に凄く影響があるようです。

またアムステルダム市のスタートアップの取り組みも目からウロコでした。
日本では福岡市の高島市長が力を入れ、先進事例になってまいますが、ちょっと規模感が違います。

来年の調査項目です。
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*写真はイメージです。

さらに夜は電車で移動し、オランダ第4の都市、ユトレヒトにきました。
ミフィーちゃんの故郷です。
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最初にドム塔の周りを探索しましたが、街全体がディズニーランドみたいで、雰囲気に酔いました。

ユトレヒトを訪問した目的は、
博報堂を退職してオランダで起業された吉田さんにインタビューすることでした。

吉田さんがオランダに移住された最大の理由は子供に良い教育環境を与えたかったから、だそうです。

博報堂時代に偏差値エリートの大企業の方々と付き合って、日本の教育はダメだと痛感され、世界を回って教育を調べオランダにたどり着いたのです。

【オランダの子供は世界一幸せ】と言われていますが、その環境をつくる社会システムやオランダ人のやり方を聞けて、心が震えました。
デンマークと似たところもたくさんありますね。

その他、農業、医療介護、スタートアップなど日本がオランダから学べることはたくさんありそうです。
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海外に来て11日。
頭も少し英語脳になってきましたが、私はやはり海外向きのキャラクターであることを再確認。

実は21の時から分かっているし、日本を諦めて海外に移住される方々が実はかなり羨ましい。
自分もやろうかとこれまで何度も何度も思いました。

英語が少し喋れて根性があれば、私は海外で働いた方が楽しいと思います。

日本はこのままではいけない

もう17年もそんなことを言い続けていて、
日本の問題はよくよくわかっています。

しかし、私はそれでも日本でやると決めたから、
厳しくても日本でやります。

なんで有権者は、自分の言うことを理解してくれないのかと、何度も何度も失望するけれども、

分かるまで手を変え、品を変え、教えていくしかない。

日本が破綻したらみんな気付くのかもしれないが、それまで気がつかないなら非常に残念。

気付いた人から日本を出て行くのも非常に残念。

今回もヨーロッパに来て、小国がどれだけ必死かを肌で感じ、
大国の日本にすむ日本人の視野の狭さ、考えてなさに改めて残念さを感じています。

悔しいし、悲しい。

でも日本を諦めたくない。
良いところや可能性もたくさんあるから。

日本の問題をわかっている人もたくさんいます。
そんな人たちの力を集めて、日本に新しいモデルをつくりたい。
平成の船中八策をつくりたい。

海外に出るたびに視野が広がり、思いは深まる。
17年に気付いた自分の直観は正しかったと確信する。

ただ、それをなかなか周りと共有できないもどかしさを感じています。

周りの仲間ともっと一緒に学んで、仲間の輪を広げたい。

人づくり、教育からしか日本を変える方法は思いつかない。

ヨーロッパの国は時間をかけてやっています。
予算をかけてやっています。

日本の教育はビジネスになってませんか?
子供も国民も消費者に貶められてませんか?

国民や子供の幸せをもっと考えた政治をしたいんですが、
それには政治を選ぶ国民の意識を変えなければいけないという鶏と卵のジレンマがあります。

ヨーロッパを周り、17年前に持った私の危機感が正し過ぎたことを痛感し、
17年もかけてまだまだ十分に仲間を作れていない自分の非力さを悔やんでいます。

海外に出ると本当に気づきが多い。


日本の若者よ、もっと世界に出て、
自分を見つめ、日本を見つめ、
自分のため、家族のため、しいては日本のために、何かを成し遂げる大志を抱いてくれ

日本で踏ん張る仲間を求めています。