超親日の国アゼルバイジャンに来ています。
今日知りましたが、
昨日我々は入る時にビザ代を払いませんでした。
それなら何の意味があるのかな?
なんて思っていたら、何とビザ代金がフリーなのは日本だけ。
友好国のトルコですら10ドル、アメリカ人にいたっては180ドルもビザ取得にかかります。
日本人はそれくらい優遇されているアゼルバイジャンでの1日を報告します。
まず朝はビジネスセンターでアゼルバイジャン経済についてレクチャー。
ここは日本で言えば経団連本部ビルにあたるらしく、サヒル経済副大臣と経団連の会長が直々にプレゼンをして下さいました。
アゼルバイジャンに投資している国は上からトルコ、アメリカ、イギリスで、日本の比率は本当に少ないです。
しかし、それでも日本と経済連携したいと強い要望があり、また、アゼルバイジャンは食料の自給を目指していて、そこに日本の農業技術を使わせて欲しいというニーズも強くありました。
また観光は、ロシア、グルジア、トルコという隣国からの人だけで、まだまだ誘致はできていない状態であることなどもききました。
午後からはアゼルバイジャンの国営放送のインタビューをうけるために野外散策。
打ち合わせなしでやっていくのは、日本のNHKとは大違いでびっくりです。
撮影の合間に公園を訪れ、メモリアルを見学。
トルコ系民族で長くソ連に併合されていたアゼルバイジャンは、
1991年に独立したものの1992年にはまたロシアの侵攻を受けて、その際にたくさんの知識人が殺された歴史があるようです。
その時に亡くなった方々を偲ぶメモリアルや、遡って1918年にソ連に侵攻された時に戦ってくれたトルコに対する感謝の記念碑もありました。
今のアゼルバイジャンという国は元々は北アゼルバイジャンで、南アゼルバイジャンはイランに併合されていることも今日知りました。
この地域の歴史は戦争と侵攻の歴史で、気を抜けば国がなくなり、また戦えば国が独立するよ地域です。
美しい景色や近代的な建築物を見ながら、アゼルバイジャンの歴史や国民の気持ち、また国の発展にかける想いを考えました。
また6月に開催されるF1のPR会場では、日本からきたというだけで大歓迎をうけました。
遅めのランチはフードコートで食べ、
スーパーマーケットでお土産を!
物価は日本とそんなに変わりません。
私も世界50ヶ国ほど回ってますが相対的に日本は物価が安い。これでは内需はなかなか上がらない。もっと国内でお金を回す仕組みを考えないと、インバウンドが無くなったら干上がる気さえします。
夕方は大統領府を訪問し、
ノーブルズ マンマドフ官房副長官と懇談。
駐日大使もわざわざ帰国し、同行頂きました。
テーマは宮古島市との交流と、アゼルバイジャンー小松空港を結ぶ貨物便の発展について。
当初は15分の予定でしたが、副長官の好意でなんと1時間も延長して下さいました。
こうしたフェイスtoフェイスの付き合いから、何かが生まれる予感がしました。
何気ない懇談でしたが、大きな一歩をすすめた気がします。
夜は世界遺産のオールドシティーの中で、アゼルバイジャン料理を堪能。
二日目となり皆さんかなり打ち解けてきて、今日が誕生日だった龍馬プロジェクトメンバーの海老富山県議の誕生祝いもして下さいました。
明日は5:30出発で
飛び地のナヒチェバンに飛び、宮古島市との友好締結に同行します!
どんなお出迎えになるでしょうf^_^;