相手の立場でものを見るということは非常に大切なことです。

そうした意味でこうした中国側の報道は勉強になりますね。

こちらの言い分はもちろんありますが、、、。

世界のニュースをウォッチしたいと思います。


領土問題、“全面戦”の日本と“持久戦”の中国―中国専門家

XINHUA.JP 2月20日(水)

20時52分配信


釣魚島(日本語名称:尖閣諸島)を巡り、日本は多種多様な形で全面的な「戦争」を起こしている。「島買い取り戦」から「史料戦」、「文献戦」、「外交戦」、「宣伝戦」まで、最近に至っては、「世界自然遺産の登録申請戦」を起こした。「情報戦」や「心理戦」もある。人民日報が伝えた。

敵意の強い「戦争」もあれば、砲煙の見えない「戦争」もある。釣魚島を巡り、日本は武力で管轄権を守ろうとし、中国の海監機と軍機の正常な巡航を妨害し、「レーダー照射」事件を騒ぎ立てる。歴史や靖国神社について、安倍氏は何度も「村山談話」を見直す主張を打ち出した。日本の一部の政治家やメディアは、「中国威嚇論」を撒き散らし、国際世論を間違った方向へと導き、「対中国包囲網」をはやしたてる。日本の挙動は緊張が高まる中日関係に新たな影を落としている。

釣魚島は中日関係が必ず乗り越えなければならない障害だ。安倍政権は発足後、中国に善意を伝えた。だが、最近の一連の消極的な動きは、その善意を大きく削いだ。行動に裏表のある日本には、◇中国との関係の緊張を和らげ、痛手を受けている国内経済を止血する ◇民意を凝集させ、政権の基盤を固め、順調に7月の参議院選を通過する ◇米国の緊張感をあおり、米日同盟を密接化させる ◇憲法からの束縛から抜け出し、「米日防衛協力のための指針」を改正する――という計算がある。

今の中日関係の緊張は、すべて野田政権の不法な「島買い取り」によるもので、緊張が継続している責任は日本にある。中国は終始して自制し、対話交渉での釣魚島問題の解決、中日関係の改善と発展に努めている。もちろん、釣魚島問題の解決、関係の改善は中国だけでは実現できない。

 中国は平和的に発展し、誰かと対抗するつもりはない。だが、日本が誠意を見せず、継続的にいろいろな「戦争」を引き起こすならば、中国は「持久戦」を強いられる。釣魚島問題は「持久戦」、「国家の実力」、「固い決意」で解決することとなり、この3方面では中国側により時間がある。

 中国は日本にとって最大の隣国で、最大の貿易相手国だ。中日の和は両国に有利で、争いは共倒れになる。だが、日本は「遠交近攻」に夢中で、遠い米国と友好を築き、近い中国など周辺諸国とは紛争を続けている。日本のやり方は、中国およびほかの隣国との関係の改善と発展に影響し、日本にとっても無益で、地域の平和発展にも無益だ。

 釣魚島と周辺諸島の主権を守るという中国の意志と決心は磐石だ。しかも、中日関係の発展に対する態度は一貫的で積極的だ。日本の無茶な挙動に、中国は一つ一つ付き合っている。中日関係が健全発展の軌道に戻るかどうかは、日本に誠意があるかどうかがカギである。(慕容博・国際問題専門家)

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