アメリカに行った甲斐がありました。


勝財務次官が退任へ 「10年に一人の大物」消費増税法成立受け
2012.8.11 13:42

 財務省は11日までに、勝栄二郎事務次官(62)が退任し、後任に真砂靖主計局長(58)を充てる方向で調整に入った。安住淳財務相の了承を得て、首相官邸で開く人事検討会議で認められれば、月内にも発令する。消費税増税法の成立を契機に人事を刷新し、平成25年度の予算編成作業に臨む。
 ただ、赤字国債の発行に欠かせない特例公債法案の国会審議の動向次第では、発令が9月8日の国会閉幕後となる可能性もある。
 勝氏は昭和50年に大蔵省(現財務省)入省。予算編成を担当する主計局を中心に歩み、理財局長、官房長などを経て、平成22年7月に主計局長から次官に昇格した。
 政界や経済界に幅広い人脈を持ち、「財務省で10年に一人の大物次官」ともいわれた。消費税増税のほか、東日本大震災の復旧・復興事業を盛り込んだ予算作りを陣頭指揮。今年7月からは、異例の次官3年目に入っていた。
 真砂氏は勝氏の後任として主計局長を務めた。深刻な財源不足の中での作業を迫られる25年度予算案編成や、消費税増税に伴う低所得者対策の具体化などが課題となる。


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