本日の議会で少しもめました。

それは以下の後藤議員の質問の答弁に立った市長が、

答弁ではありませんが、、、」と断ったうえで、、、

後藤議員の

「何か個人的な利益でもあるのかと疑ってしまいそうです。」

という発言に対し、

明確な根拠もなくこんなこというなら、

発言議員の「答弁によってはしかるべき対応をとる」(かなり強い口調で)という趣旨の不規則発言をし、議員の発言に圧力をかけてきました。

*この市長は議員の発言に対し、法的な対処もしています。(誰のまねをしているのか、、)
 よって私には、法的処置もとるぞ、と聞こえたわけです。



後藤議員は、議会の混乱を考えて問題とされた発言の撤回をしましたが、、、


会派の1年生議員が恫喝のようなことをされて

私は黙っていられません。


関連質問で手を挙げて1年ぶりに議場に立ちました。


そして、

質問の趣旨は、

市民の財産である市の土地を目先のお金にとらわれて簡単に売ってはいけない、

合理的な説明もなく強引に売ってしまうというなら、個人的な利害があるのではないかと疑われますよ!

との忠告であって、

この程度で名誉棄損と言われたら、我々は質問ができなくなるし、

この程度の質問をするのにも、こちらに立証責任を問うのか?

市長の発言は、吹田の議会では認められていない「反問権」の行使のようなものだが、

これからもそんなやり方をとって議員の発言に圧力をかけるのか?

という趣旨の質問をしました。


すると、

「質問の中身によっては今後もする」と堂々と市長は答えました。

私には、

自分の都合の悪いことを言われたら、議会のルールを無視してでも反論する、というふうに聞こえました。




市長は吹田の大統領です。

3000人の職員を抱え、年間2000億の予算を執行できます。

当然、厳しいチェックもされれば、批判もうけます。

それが権力者の宿命です。

我々議員はそれをチェックするために存在します。

36人で厳しいこと言って、市長の暴走を止めるのが議会の務めです。


そんな我々の発言に、圧力をかけるような言動を私は許せません。


今回の議会の市長答弁は、3月で予算が通ったからか、随分と横柄になったように感じました。


また、

「何か個人的な利益でもあるのかと疑ってしまいそうです。」


という表現がよほどお気にめさなかったのでしょう。

何もなければあそこまでむきにならなくとも、

土地の売却の合理性や正当性を説明すればいいのですから、、。



今後、吹田では操車場跡地の開発など大きな開発事業があります。

JR吹田駅周辺の再開発も考えていると建設委員会で聞きました。


今日の市長の発言を聞き、今後ますます吹田の開発や土地の売買について

目を光らせねばならないなと感じました。




問題とされた後藤議員の質問

次に、土地の有効活用についてお伺いします。
本年度の予算編成の時点でどこの土地かは明らかではないですが、市長が10億円程度の収入を土地売却によって目論んでいた事実は明白です。
いくら結果的に予算から省いたにせよ、市長の考えは明らかになりました。
率直に申し上げますと、我々は市の資産である不動産の安易な売却には反対です。
小規模な土地で運用が不可能であると認めた場合にのみ、売却という手段を採るべきではないかと考えます。限りある資産の処分で目標の財政収支を達成したと言われてもそれはいっとき限りのもので、真の行政手腕ではありません。況してや、市長の言及された北千里小学校跡地のグラウンドを売却する等、将来の小学校復活を望まない、千里ニュータウンの子どもを増やそうとしない、衰退させる方向での計画は、到底了承の出来る話ではありません。不動産は一度売ってしまえば、収入は後に入ってくる固定資産税等しか望めません。住宅分譲業者等に売却すると、固定資産税は6分の1、新築時は更に3年間半額になります。また、吹田市の住宅市場は民間だけでも充分賄えています。いくら売値が現在において高値であったとしても、吹田市民にとって不利益のほうが大きいということを指摘しておきます。
批判だけをしてもずるいので、代案を提示するなら、将来的にリセットができる事業用定期借地での借地方式が適当ではないかと考えます。市長の公約である企業誘致に使うのも1つの手でしょうし、不足している公共的な施設、例えば幼稚園や保育園、介護施設、防災施設等を、借地料を調整する等して、市が必要としている施設を様々な施設と複合的に作ってもらう等、設計コンペ方式で総合的に判断できる方法も考えられます。
極端に言えば、契約終了後も市の資産として形成されるような、公共的価値が極めて高い設計内容であれば使用貸借も考える余地があるかと思います。
不動産の活用については、行政資産としての責任、どういったまちづくりをするのか、将来的にどういった活用が望ましいのかという観点で取り組むべきであり、売った時のお金だけに執着する等、市長の立場としてそのような発想は愚の骨頂です。何か個人的な利益でもあるのかと疑ってしまいそうです。一度、個々の不動産について試算をして、現在の売却ありきの思考から脱却していただき、改めて今後の活用方法を我々市民に示すべきかと思います。所管と市長に所見を伺います。