市民の方から頂いたメールを、個人が特定できないように修正し、

回答を掲載します。


神谷・後藤・足立さま

始めまして、私は71歳のAと申します。

阪神大震災の後、豊中市からここ吹田市に引っ越して来ました。
今は、日本語ボランティアや喫茶ボランティアをしたり、デイスコンなどを老健施設ご一緒に楽しんで頂いています。

実は昨年5月に、友人を吹田市民病院にお見舞いに行き豊中市民病院と余りにも違い、老朽化した病院に驚き、4人部屋で同室の方に気を使いながら癌の末期・抗がん剤で苦しんでいる様子を見て、哀れを感じました。

人はみんな平等に産れ、いつの日か死を迎えますが、せめて人生の最後お世話になる病院がもう少し美しい所で有って欲しいと思います。
今日お通夜の方は、老朽化した薄暗い市民病院が嫌で、南千里の済生会病院での治療も虚しく死去されました。

又、お二人とも民間葬儀場で葬儀をされたのですが、私は今まで箕面市の焼き場を併設して居る立派な葬祭場や茨木市市営の立派な葬祭場にはご会葬させて頂いており、又、今年5月に、身寄りのない従兄が死去。お葬式(直葬)を所沢の市営葬祭場で妹と二人っきりで取り行いましたが、これ又葬祭場に焼き場が併設されて居る為タクシーやマイクロバスで移動する事なく、羨ましいと思っていた所でした。

後藤議員は、「市民病院の在り方特別委員」と拝見し、とても力強く思い若い新選会の三人の議員の方たちに是非とも「市民病院」と「市営葬祭場」の建設についてのお考えをお聞きしたくメールを差し上げました。
宜しくお願いします。

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ご連絡ありがとうございます。

吹田新選会を代表し、質問への回答をさせていただきます。

まず、市民病院に関してですが、私たちも今の病院は老朽化しすぎていると感じています。

そこで、今現在岸辺の操車場跡地に移転が期待されている国立循環器医療センターに、新しい市民病院を併設することを推奨しています。

しかし、新しい市民病院は今のような総合病院ではなく、救急診療や小児科など、民間病院にではコストがあわず、敬遠されるものに特化し、一般の診療科は循環器や民間に任せるべきだと考えています。

また、葬儀場に関しても、民間でできるものを今のご時勢に公共が担う必要はないと考えます。

公共ではどうしてもコスト高になり採算がとれず、結局は市民の税金を効率悪く使うだけになってしまうからです。


吹田には、病院も葬儀場も民間の施設が充実していますので、これ以上の新たな公共施設の建設は行うべきではないという見解です。(学校などの建て替えは別)

むしろ数百もある老朽化してしまった市の施設をいかに閉鎖、統合していくかが、

若い我々の世代の大きな責任であると考えています。