神谷宗幣オフィシャルブログ「変えよう!若者の意識~熱カッコイイ仲間よ集え~」Powered by Ameba-ipodfile.jpg

昨日は、ずっと見たいと思っていた「The Winds of God」の舞台を見ました。


のんきな漫才師の二人が、事故をきっかけに大東亜戦争末期の特攻隊員になってしまう話です。


現代人が、66年前にタイムスリップする形なんで、

当然、当時の人との意識差がすごいんですが、それがうまく描いてありました。



特攻なんてばかばかしい。無駄死にだ! と止める主人公。


このままいけば、愛する人まで戦争で殺されてしまう、

仲間が突っ込んでいったのに、自分だけが生き残れるか! と使命感や危機感、責任感をもって特攻する若者。



見事な描写にやはり涙が止まりませんでした。



不勉強でしたが、この舞台は23年も前に作られたんですね。

大変だったと思います。思想がありますから。

しかも、日本人からアメリカが奪おうとした思想が入ってますから、妨害がすごかったであろうと思います。


最近は、我々のような若い世代が気づいてきて、世相が変わってきましたが、

23年前にこの舞台を作った今井さんはすごいです。


講演の後、今井雅之氏とお話ししました。


私が政治家であることや、舞台のメッセージに賛同したことを告げると、

堰を切ったように熱い思いを語ってくださいました。


いるんですよね。何が大切かが分かっている人って。




見せかけの豊かさは、人の心をむしばみ、親が子を、子が親を殺す社会を作ります。


本当の豊かさを大切にする社会を作り直さないと、この国は沈みます。



私は、大正生まれのおじいちゃんやおばあちゃんに育てられました。

私にはその世代の感覚や価値観が備わっています。



「古臭い」とよく言われますが、、、新しモノがなんでもいいのか?


福井の田舎で育ちました。

保守的な思想をもっています。

「神谷は右翼みたいだ」と市役所でささやかれましたが、、、、思考停止してないか?



明治維新で、「富国強兵、殖産興業」を目標に掲げて、
画一的な人材を育てるおかしな教育になったように感じます。


大東亜戦争の敗戦で、わけもわからず「民主主義と平和主義」をおしつけられ、
考えることや、責任をもつことを奪われた気がします。




昨日、HPの政策を考える会議をしていて、そんなことを議論した後に

舞台を見たので、感じるところが大きかったです。




いつも言いますが、どうしたら世の中の多数が気づくのでしょうか?

どうしたらみんなが自分の頭で考えるのでしょうか?

震災が一つのきっかけになりそうでしたが、、、関西、いや大阪においてはもうそのきっかけは失った気がしています。



何が大切か!
政治家がすべきことは何か?
どうすれば日本人が幸せになり、日本が世界を幸せにする国家になれるか?


最近、機会を見つけてはそんなことを考えます。


自分一人のことを考えると、どうしても視野が狭くなって、
小さいことで悩んでしまう。ついつい保身に走ってしまいそうになる。


そんな自分を見つめながら、


昨日の帰りの車の中で、一緒にいた足立議員に話しかけました。

「特攻に行った青年に比べれば、
 議員になってお金にならないことばかりするのも、
 バッチを失って苦労をするのも、
 大した困難じゃないよな」

 「気合入れてやるぞ!!」