歯の詰め物や被せ物が
外れたとき
特にメタル(銀色でも金色でも)を使ってるものは
捨てないで持って来てもらいたいのです

振り返ってみてください

それを作る時に型取り(印象採得)しましたよね?  
それはその患者さん

その歯のその(虫歯だった)部分

に合わせて作ったオーダーメイドなんですから。

 

 

 

 

再度装着が可能な場合もあるし

 

入らずダメだったとしても

メタルはリサイクルが可能

それを寄附する制度

(日本財団と日本歯科医師会がやってる

T'ooth Fairyという制度など)もありますから

どうぞ捨てないで歯科医院へお待ちになってください愛

なお、
これはインレーやクラウンなど、修復物の形になったものが

外れた場合です

 

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歯ベル銀歯と呼ばれる詰め物の中に

アマルガムというのがあり

これは、練ったものを詰めて固める(練成充填)なので、

外れることはなくて

合格周りが欠けたり二次う蝕がなければ

そのままでも問題ないのですが

 

あせる一部の人たちが

注意水銀を使ってる!溶け出して危険だ!削り取らないと!ドクロ

などと騒ぐものだから

それを信じ込んで危険視してる人も少なくないようです。

 

 

これらの"巷のうわさ"に対して

複数の書き込みもありますが

大阪大学歯学部同窓会HPの中に

日本歯科保存学会の検討委員会が出した文書を載せてくれてます

https://www.ousda.jp/cmsdesigner/data/entry/saisin_news/saisin_news.03922.00000002.pdf

 

↑↑↑

(個人の感想ではなく公式見解ですので、そこんとこよろしく!)

文書は5ページにわたりますから

長いのは読みたくない(-_-;)という方のために

要約&補足します

 

要するに、

「水銀は環境に良くないが、歯に詰められたアマルガム修復物は安全である」

 

アマルガムは約150年前から歯の修復治療に使われてきた

耐久性と操作性に優れた材料の一つで、安価である

銀、銅、錫などの粉末と水銀を練和(混ぜて練り)し、窩洞に詰めて固める

詰められたアマルガム修復物は化学的に安定していて、水銀が溶け出すことはない

水銀を使うので、環境問題の点から日本ては30年ほど前から使用しなくなった。

欧米でもその流れになっているが、開発途上国等で治療用機器設備が整っていない地域

等々では、今も使われている

ビックリマーク注:2025年から、欧州では使用禁止になるという情報あり)

もしもアマルガムを削り取って治療する必要があれば、

ラバーダムを着け、口腔外バキュームで吸い取りながら削るが、

できるだけアマルガムに触らず一塊として取り出すために

周りの歯質を余分に削ることになる

 

そういうわけで、

わざわざ削り取らなくても大丈夫だあー合格

 

歯現にわたしの口の中、奥の7番に

ン十年前に治療してもらった

ア充(アマルガム充填)が2本

二次う蝕にもならず変色もせず

金属アレルギーにもならず

症状なく

そのまましっかり機能(噛み合わせに参加して)います

 

虫歯が初期の頃に小さく削って詰めてくれたから

これが保たれているわけです

敢えて白いのに変える必要はないし

わたしは変えたいとは思いません

 

 

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