そろそろ紫陽花の季節になります
我が家のは「墨田の花火」
週末、午前中に歯科医院の方にかかってきた
○○警察👮♀️からの電話📞は
うちに通院していた患者さんが
自宅で亡くなっていたのが発見されて
残されていた診察券から歯科医院がわかり
その本人確認のために(ご遺体の歯の)
写真を持って行きます
というものでした
診療の昼休みに来てもらい
こちらの記録(カルテ)
&撮ってあった口腔内写真と照合し
「本人に間違いありません」←悲しいなぁ・・・
( ..)φ書類に書き、ハンコを押しました
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✍️この方はずっと前から来てくれていた(同年齢の)
いいオジサン(こちらはオバサン)で、
気さくで穏やかな人
お名前を聞くとすぐに顔と声と話しぶりが頭の中に浮かびます
来院の記録を見ると
最後はちょうど一年くらい前でしたが
「前に作った義歯を使えるように調整しましょう、
持ってきてくださいね」
、、、のまま
ずっと「体調不良のため(当日電話があり)キャンセル」
が続いていて、その後来院が途絶えていました。
いわゆる孤独死
なんとも言い難い複雑な気分でいます
警察の方も、これから色々調べたりご家族に連絡をとったり、
本当に大変なご苦労でしょう
「看取り」について、それまで一般論として考えてましたが
他人事じゃないという現実と、
こんな時に”役立つ”近年のDX化した歯科医院
~口腔内写真で、カルテに書き込んだ図よりも
リアルに照合確認ができる~
一人暮らしの人は
家族が遠くにいたり疎遠になっている場合には
身近に、いざという時に頼る事のできる”友人”を
作っておいた方が”良い”と思います
それに、かかりつけの歯科医院も!
ともかく、ご冥福をお祈りします🙏
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この4~5月と、
歯科医師会から会員の先生の「訃報」が何回か続いていて
大変お世話になった先生も中には入っていましたが
葬儀場に参列してお焼香、お別れ、通夜振舞いをしていた頃とは違い
今は、e-mail で
「葬儀は身内だけで済ませました」
「供花・香典類は固くご辞退、、、」が大部分です
~実はうちの義母の時もそう(身内だけ)でしたが~
このコロナ禍の時期を挟んで
世の中の意識も変わってしまい
ご遺族は
わざわざ皆さんに知らせて葬儀場まで足を運ばせるのは
申し訳ない
また、お香典や香典返しなど双方の手間をかけたくない
と考えるようになった様子。
年末の喪中ハガキを見るまで知らなかった
(つまり、お別れの挨拶をする機会が無い)
というのも、大変残念なことで
勿論本人と遺族の意向が優先されるべきてはありますが
葬儀というお別れの場を設けていただいた方が
双方とも、気持ちの整理が付くのではないか
〜そのための儀式ですから〜
と、個人的には思っています。
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