夜10時前、帰り道
横断歩道を渡ったところの歩道に
非常事態を発見!
倒れたまま横になって動かない人がいて、
そばに青い半そでの制服と帽子をかぶった
お巡りさんが座って
携帯無線でどこかに連絡している、、、
近寄ってみると
横になってる人は「若い男性」で
T-シャツとジーンズ(だったと思う)
怪我をしてるのか
酔っ払いなのかわからないけど
( ̄□ ̄;)!! 動いてない?
よく観察してみると、
髪の毛が揺れてる、、、でもそれは「そよ風」のせいで
首や腕や胸が良く見えない
呼吸、、してるのかしら?
AED、、、この辺りじゃ、どこにあるかしら?
3軒先のクリニックはもう閉まってるし、
駅に行かないと無いかな、、、(・。・;
、、なんてことまで咄嗟に頭のなかに浮かんでしまったわけは、
日曜日に行った近所の団地自治会が主催する「防災教室」で
消火器による消火訓練だけじゃなく
119番の通報と
AEDと人工呼吸の
実習付き訓練を体験したばかりだったから。
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結論を先に書くと
、、、、「動きました!」
お巡りさんが声をかけたら
「う~ん。」という感じで頭を動かして反応しました。
ホッ よかった~。
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今まで、回覧板で案内があっても
防災訓練?消火器使ってみるだけでしょ!
っていう感じで
行こうとは思わなかったんですが、
あの震災と津波があり、
TV報道ばかりでなく
身内や知り合いの人でも
地震の揺れで家屋や塀や墓石が倒れたり
最近聞いた患者さんの話では
茨城県の海岸近くにあった実家が大部分流されてしまい
(それでも行政的には”半壊”という判断だったそうで
それがきっかけで家族がうつ病になってしまった)
、、などという話を聞いたことや
地域包括ケア関連の会の仲間から刺激を受け
「災害時にどうするか?」に無関心ではいられなくなり
いざと言うときにちゃんと行動できるか、、、、???
せめて自分の家の周りでやっていることは
少しでも知っておくべきだという気持ちになったのです。
自分だけは大丈夫という根拠もない自信はだめですよね。
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で、今回参加した「防災教室」では
自治会の役員と消防署と役所の人たちのお膳立てで
参加者は高齢の人が多かった(その団地が古いから?)です。
①119番通報訓練
②消火器の使用訓練
③AEDと心臓マッサージの実習訓練
④防災士の講話
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119への通報訓練では、
実際に掛ける電話機と受ける方とが用意されていて
消防署の人が受け答えする設定。
Q:119番に電話すると、どこにつながると思いますか?
→すぐ近くではなく中央のセンターにつながり
モニター画面で地図を見ながら場所を特定して
対応にあたるのだそうです。
Q:火事ですか、救急ですか?
Q:そちらの場所を教えてください
「東京都***区 **、○丁目 、○番、○号」と答えてください。
都内には同じ町名がいくつもありますから、間違いのないように。
自宅外にいて、地番が正確に 分からない時は
→電柱や、住宅ならば表札のそばに地番の表示をつけてある
または、なにか目立つ(目印になる)建物などを伝える
Q:いま、どんな状況ですか?
、、、まで、緊急事態であっても正確に伝えると、
A:「、、、では、救急車(消防車)出動します!」
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AEDの訓練では
道端に倒れている人(人形)が置いてあり
まず、その人に声を掛ける
反応なければ、近くの人に「救急車呼んでください!」
同時に「AEDあったらお願いします!」
そして、心マッサージを開始する
1分間に80回のペースが目安で、 胸の真ん中、
AEDが到着したら
機器の電源を入れて
音声の指示に従って、パッチを胸に貼り付け、、
救急車が到着するまで、続ける
、、ということを何人かが実技訓練し、
その後色々質問があったりして
皆さんすご取り組みが熱心 でした。
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こういうのを定期的にやって、
なるべく多くの人が参加して実習してみると
いざとなったときに少しでも動けるだろう
、、、と思いました。
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