昨日のことです。
ゆるくなっておまけに汚れが結構ついていた総義歯、
義歯用ブラシでこすってきれいにし、
床裏装（リベース・リライニング）し
「どうですか？」と聞いたら
～もちろん、入れ歯の具合のことを聞いたつもり～
そしたら、
「良く見えるよ～(-^□^-)
そこの（壁にかけてある）カレンダー
さっきはぼやけて数字がわからなかったけど
いま、ハッキリ見えるようになった！」
、、、と
患者さんが感激した様子で
答えてくれまして
意外な！内容のお返事に
♪(*^ ・^)ノ⌒☆ 「歯医者冥利に尽きる」ってところでしょうか。
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高齢で
心身の機能が弱ってきて
なんとなくぼや～っとした感じで過ごしている患者さんでも、
ちょうど噛める位置に義歯が入ると
「咬み合せた途端に目が開く！」ってことを
一度ならず経験した歯科医の先生も多いんじゃないか
と思います。
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実際に
「ボケちゃってて何もわからなくて入れ歯を失くしちゃった！」
といって家族が連れてきた患者さん
なんだかボ～ッとして無表情だったのに
「それはお困りでしょう、、」と、
特急で（技工士さんに無理を言って）義歯を作ってもらい
それを入れて、噛んでもらった途端に
ニコッ
として
「ありがとうございました！」
といい、
丁寧にお辞儀をして帰り、
次回来院時には別人のようにシャキッとして
普通に話もできるようになった
、、、という劇的な変化を見せてくれた患者さんもいます。
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病院に入院中、義歯を外されていた人に
口の清掃をして
ちゃんと修理、調整した義歯を入れたら、、、
～何も話さなくなっていたのに～
途端に目を開けてしゃべリ始めた
、、、なんてことも、目の前で起こり、
あ～、ビデオ撮っとけばよかった(ﾟｰﾟ;
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こういう口腔のことって、歯科じゃないとできない仕事なんですよね。
最近の報道によれば、
医学部新設、歯学部定員削減
認知症に新薬の開発
肺炎予防にワクチン接種（公費で！）
って、医科重視、薬剤重視、歯科軽視
それじゃあ、医療費は増える一方だし
寝たきりや認知症や肺炎や摂食・嚥下障害の人を
減らすことはできませんよ！
もっと歯科の仕事を評価して頂～戴
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